佐野家の長女、特級術師

35話 ページ38

補「佐野さん」

「どうしました？」

補「急にすみません。任務があって…」

「！わかりました何処ですか？」

補「○✖️廃工場です」

「分かりました、行きましょう」

補「はい」


「ここですか？」

補「はい、低級呪霊の討伐です」

「了解です」

○✖️工場…なんか聞いた事あるな何だろう

「…早く終わらせよう」

万「…ねぇ、ちゃん？」

イ「…は？」

龍「！」

なｯ万次郎にイザナ…それに東卍と鶴蝶くん！？

「な、何で此処にいるの！？」

万「…遊びに」

イ「…」

「そう…あんまり遅くまでしちゃダメよ。危ないから」

イ「…おい、何してたんだよ」

「！」

万「まさか…仕事じゃないよね？」

「…」

鶴「お、おいイザナ？」

龍「？おいマイキーどうしたんだよ」

万・イ「…」

場「早く行こうぜ」

万「…おう」

「…ごめんね、万次郎」

万次郎視点

『ごめんね、万次郎』

その言葉に俺は唇を噛み締めた

違う、違う違う！！

俺は、姉ちゃんに謝って欲しいんじゃない

姉ちゃんに、呪術師をやめて欲しいんだ

命に関わる危険な仕事

姉ちゃんは『人を救いたい』と言って呪術師をしていた

でも、俺らは猛反対した

当たり前だ。姉ちゃんは俺らにとって光だったから

俺らは、姉ちゃんが大切だから生きて欲しい

お願いだよ、姉ちゃん




呪術師なんてしないで

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