佐野家の長女、特級術師

28話 ページ30

悟「どうかな？」

「かっこいい、似合ってるよ」

悟「よし、じゃあ行こっか」

「気合入ってるね」

悟「そりゃ初めてAの家族に会うんだもん」

「楽しみ？」

悟「滅茶苦茶」

「良かったぁ…」

悟(ヤバめっちゃ嬉しい…ニヤけそう)

「どうかした？」

悟「いや、何でも無いよ」


「此処だよ」

悟(結構緊張するな…)

「ただいま」

エ「お帰りお姉ちゃん！」

爺「お帰りA」

「ただいまエマ、お爺ちゃん」

悟「初めまして。Aさんの恋人の五条悟です」

エ(す、すっごいイケメンだ…！)

爺「Aの祖父だ」

エ「あっ…お、お姉ちゃんの妹のエマです」

悟「宜しくお願いします」

「万次郎とイザナと真一郎は？」

エ「ニィ達はリビングだよ」

「悟こっちだよ」


万「ジィー…」

イ「…」

真「ニッコリ」

悟(明らかに殺意向けられてる…)

万「…俺マイキー、姉ちゃんの弟」

イ「黒川イザナ、Aの弟」

真「佐野真一郎だ、Aの兄」

悟「五条悟です、宜しくお願いします」

真(…此奴顔面偏差値どうなってんだ)

万(目が青いし髪も白だ…)

イ(此奴外国人か？)

爺「然し、Aが恋人を連れて来るなんてなぁ…」

エ「お姉ちゃん初めての彼氏だね〜」

「ふふふ、そうね」

万「…なぁ」

悟「？」

万「姉ちゃんの何処が好きなの」

「え…ま、万次郎？」

悟「誰にでも優しい所、笑顔が可愛い所、家事が出来る所、気遣いが出来る所、僕を好きでいてくれる所…かな」

エ「わ、ぁ…す、凄く愛されてるねお姉ちゃん」

「う、ん////」

万「…ふーん」

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