佐野家の長女、特級術師

14話 ページ16

「…て言う事なんです」

夜「…はぁーーーー」

悟「流石に同情するわ」

夜「お前なぁ…元術士殺しだぞ?」

「じゃあ、条件をつけませんか?」

夜「…なんだ」

「もし甚爾さんが、私達を裏切り術士を殺したなら、私が甚爾さんを殺し私も死ぬ」

「「「！！」」」

「まぁ、殺させる訳ありませんけどね」

夜「……いいだろう」

悟「マジかよ…」

「ふふふ、宜しくお願いしますね甚爾さん」

甚「…お前、何で」

「単純に、子供達が可哀想だったので」

甚「は?」

「貴方みたいな父親でも、その子達にとってはたった1人の、父親なんですよ」

甚「…そうかよ」

「じゃあ、その子達に会わせてください」

甚「唐突過ぎんだろ」



「(*^^*)ﾆｺｯ」

悟「…」

傑「…」

硝「…」

甚「…Aは別として、何でお前らも来てんだよ」

悟「別に」

傑「心配でね」

硝「興味本意」

甚「はぁ〜…」

ピンポーン

津「はーい……え」

甚「…」

津「お、お父さん、、何で」

甚「あ”ー…今まですまなかった」

津「…ｯお父さん、‼︎」

甚「すまん、津美紀」

津「グスッ、お父さん、お父さん‼︎」

恵「…何でいんだよ、親父」

甚「恵…」

恵「ｯ今まで何してたんだよ‼︎」

甚「…」

「…甚爾さん、素直に言ったらいいんじゃないですか」

甚「…すまねぇ恵」

恵「ｯ、、‼︎」

甚「置いていって、すまんかった」

恵「ｯヒック、グスッ」

「…ふふ、一件落着ですね」

(((Aだけ落ち着きすぎじゃね⁇)))

15話→←13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す