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side continuously
いつかなんてそんなもの覚えてないけど
君は夜ふといなくなる日があった。
それは次第に増え、いつの間にか毎日夜は1人だった。
俺は君と出会ったのにいなくなって俺は1人になって…。夜は涙が止まらなかった。
でも、君に気づかれないよう涙の跡を隠して帰ってくるのを待っていた。
"(ああ、やっぱり今日もか。)"
俺は一つため息をつく。
そしてツーっと涙が溢れる。
"っ…たくしくん。たくしくんどこに行ったん?1人が怖い。怖くて仕方ないねん。俺を出会う前の俺にしんといて…。"
その日は泣き疲れて寝てしまった。
涙の跡も消せずに。
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翌朝、目を覚ますと心配そうに俺を見つめるたくしくんがいた。
「どうして泣いてるの?」
"昨日怖い映画見ちゃったから。"
気づかれたくなかった俺は必死に見え透いた嘘をつく。
「…そうなんだ。」
きっとバレてしまっただろう。
でもたくしくんは優しかった。
「お昼ご飯は僕が作っていい?」
"もちろん!!"
たくしくんが作ってくれた料理は
とてもあたたかくてとても美味しかった。
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よく考えたら川上さんがたくしくんって呼ぶんめっちゃ可愛いな…。(現実世界じゃ絶対ありえへん)
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mer(プロフ) - おとーふさん» おとーふさんリクエスト本当にありがとうございます!面白いですか?!そう言ってもらえて嬉しいです!リクエスト承らせて頂きました!rですね。ちょっと頑張らせていただきます…!バレンタインに間に合うように頑張ります。それでは又のリクエストお待ちしてます! (2020年2月13日 7時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
おとーふ(プロフ) - こんにちは!読ませてもらっています!すごく面白いのでこれからも頑張ってください。リクエスト失礼します。kwkm×ymmtで、ymmtさんがチョコを渡すシーンをお願いしたいです!あ…rでも大丈夫でしょうか…?よろしくお願いします。。 (2020年2月13日 7時) (レス) id: 8a65243c48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mer | 作成日時:2020年2月6日 19時