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紀野さんの家に到着。
名残惜しそうに紀野さんは手を離す。
私も手のぬくもりがすごく恋しかった。
"っっ…と。ど、どうぞ…!"
「しっ、失礼します…!」
お互いに緊張しすぎてたどたどしい会話になった。
紀野さんの部屋はとても綺麗で。白を基調としたとても雲みたいな部屋だった。
"ソファー、座って…?"
「はっはい…。」
この距離、いつもこのくらいだし緊張もしないのに今日はとても心臓が高鳴っている。
「あ、あの…。私、本当に叶わないって、そう思ってたんです。でも、紀野さんが、私のこと好きって言ってくれて、とても嬉しくて…。」
「あの涙はっ…。悲しいとか怖いとかそういうものじゃなくて…。嬉しかったんです。私達両想いだったんだ!って。」
"あ、そうなの…!早とちりしちゃった…。笑私もてっきり振られると思ってた。笑よかった。"
「あ、あの。私なんかでよければつ、付き合ってくれませんか…?」
"…はい、もちろん!"
紀野さんは目をキラキラさせてそう言った。
私はぎゅっと紀野さんを抱きしめた。
"ちょっおかもっちゃん…??苦しいっ、笑
でも、この距離が今は嬉しい…。ふふっ。"
耳にかかる息が少しくすぐったい。
"おかもっちゃん。大好きだよ。"
顔が赤くなるのが自分でも分かる。
私は紀野さんに届け!
そう気持ちを込めて言った。
「私は紀野さんのこと愛してますよ。」
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mer(プロフ) - おとーふさん» おとーふさんリクエスト本当にありがとうございます!面白いですか?!そう言ってもらえて嬉しいです!リクエスト承らせて頂きました!rですね。ちょっと頑張らせていただきます…!バレンタインに間に合うように頑張ります。それでは又のリクエストお待ちしてます! (2020年2月13日 7時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
おとーふ(プロフ) - こんにちは!読ませてもらっています!すごく面白いのでこれからも頑張ってください。リクエスト失礼します。kwkm×ymmtで、ymmtさんがチョコを渡すシーンをお願いしたいです!あ…rでも大丈夫でしょうか…?よろしくお願いします。。 (2020年2月13日 7時) (レス) id: 8a65243c48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mer | 作成日時:2020年2月6日 19時