Fischer'sには女の子がいます【ダーマ】 (ページ6)

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≫入院生活3 ページ6

義足で歩くのも、車イスに乗るのも慣れてきて、筋力は事故の前よりたぶんついてると思う。
リハビリの先生には退院しても支障はきたさないだろうと言ってもらえるようになり俄然リハビリに対する熱意を燃やしていた。

そんなある日、ダーマとマサイとモトキと4人で談笑中のことだった。

祖父「May I come in, please?」
(失礼するよ、)

そこにはイギリスに住むおじいちゃんがいた。

貴「Grandfather!
Did you visit Japan expressly from the U.K.?」
(おじいちゃん！
わざわざイギリスから来てくれたの？)

どうやら両親が仕事の都合で来れないから代わりに来てくれたようだった。
おじいちゃんは車メーカーの社長でお忍びで来日しているらしい。
そして、あたしに話をしたらすぐにイギリスに帰国しなければならないみたい。

その話がと言うと…あたしとFischer'sのメンバーがシェアハウスできるような大きなバリアフリーの家を作ったからシェアハウスしたらどうかという提案だった。

貴「I'm sorry to have grandfather always help me.」
(いつもおじいちゃんに助けてもらってばかりでごめんなさい)

祖父「What do you say?
Where is grandfather who doen't help me when a grandchild is troubled?
Think about only a thing of one's treatment now.」
(何を言っているんだ？
孫が困っている時に助けないおじいちゃんがどこにいるんだ
今は自分の治療のことだけを考えなさい)

貴「Thank you grandfather.」
(ありがとう、おじいちゃん)

祖父「It's the time when you should go back to the U.K. soon.
In addition, come to the U.K. .
As for the member of Fischer's together.」
(そろそろイギリスに帰国しないといけない時間だ。
またイギリスに遊びに来なさい。
Fischer'sのメンバーも一緒にね。)

ダーマ「I'm sorry not to be able to follow Layla.」
(レイラを守ることが出来なくてすいません。)

祖父「That is a valid course of Layla.
I can't go against fate other than God.」
(あれがレイラの生きる道だよ。
神様以外に運命に逆らうことは出来ないからね。)

そう言い残して帰っていってしまった。

貴「ダーマ、ありがとね、」

ダーマ「なんのことかさっぱりだな」

貴「あら、そう？」

ダーマ「落ち着いたらイギリスに行こうなみんなで」