≫結婚式スタート2 ページ36
パパと一緒に会場内に入った時はもうあたしの中でテンションは最高潮に上がっていた。
周りを見るとママやおじいちゃん、歩美、そしていろんなジャンルのクリエイターさんが集まっている。
パパ「Aには素敵な仲間や大事なファンがいるんだな…今それを実感してる気がするよ」
YouTuberとしてやっていくことを認めたけど、心配や不安もあるからかあまりYouTuberのことについて話すことは無かったけど、パパがそう言った。
貴「こんなあたしでも認めてくれる人がここにはいるから、メンバーとそんな大事なクリエイターさんとやっていきたいの」
パパ「自分なりに頑張っていきなさい…ダーマくんとも仲良くね?」
貴「うん…パパ…今まで育ててくれてありがとね」
そう言い残してダーマとお辞儀をして牧師さんの方へ歩いていった。
牧師さん「神と証人の目の前で今日から将来にむけて、良き時も、悪しき時も、富めるときも、貧しきときも、病める時も、健やかなる時も、生命ある限り、あなただけをだけを愛することを誓いますか?」
ドラマやニュースで聞いたことのあるちょっとカタコトな牧師さんのことばがあって、2人してちょっと笑ってしまった。
ダーマ「はい、いつ、いかなるときも、新婦を愛することを誓います。」
貴「はい、いつ、いかなるときも、新郎を愛することを誓います。」
牧師さん「では指輪の交換を」
ダーマ「この指輪は私の愛と真心と変やわらぬ貞節の誓いでありしるしです」
そう言いながらあたし指輪をはめていく。あたし、ほんとに結婚するみたい。
指輪の交換も終わって周りのクリエイターさんもざわざわ(?)してるっぽい。そう。今から誓いのキス。ベールを外されてダーマの顔を見ると茹でダコのように真っ赤になっていた。軽く馬鹿にするとうるせぇよとちょっとキレながらお姫様だっこしてキスしてきた。正直、こんなイケメンなことすると思ってなくて驚いたけど(笑)
お陰であたしまで茹でダコになっちゃった。
53人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずき - 小説頑張ってください!応援しています! (2017年7月30日 3時) (レス) id: e892249082 (このIDを非表示/違反報告)
あずき - ダーマさん大好き! (2017年7月30日 3時) (レス) id: e892249082 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かりんぱい | 作成日時:2017年4月25日 10時