≫結婚前夜 ページ33
撮影を終えてん部屋に上がったものの全然寝れなくて屋上で風に当たることにした。幼稚園児の頃はよくいじめられて蓮と歩美に助けてもらてたっけ?
思い返すといつもあたしの傍に蓮がいて歩美がいて、メンバーがいた。
メンバーに結婚のことちゃんと認めてもらえたか不安で、あしたの結婚式もクリエイターさんに認められるかと不快な気持ちにさせないだろうか…
よくあたしは考えすぎだって言われるけどそりゃ考えちゃうよ…
ダーマ「なにやってんだ、風邪ひくぞ」
さっきまで着てたであろうパーカーをあたしにかけてくれた。
貴「…よくここにいるって分かったね」
ダーマ「何年一緒にいると思ってんだよ」
貴「それもそうだね(笑)」
ダーマ「大丈夫だから…」
隣に座ってきてそう呟き両手に持ってるお揃いのマグカップを渡してきた。
貴「あたしの心境も見透かしてるのね流石だわ」
ダーマ「考えすぎだからお前は…だから1人で思い詰めてるのかなって思っただけ…それと、ホットミルク好きだっただろ?」
貴「その通りよ…正直不安でしかない…だから眠れないし…」
ダーマ「落ち着くまで屋上にいるの付き合ってやるから大丈夫…みんな祝ってくれるよ」
ホットミルクを2人で飲みながら都会の夜空を見上げた。
貴「ちゃんとあたしは出産できるのかなママになれるのかな…」
ダーマ「お前だけじゃねぇ、俺も、メンバーも、歩美もいるじゃねぇか支えてもらえばいいんだよ!支えてくれるからあいつらなら」
貴「考えすぎなのかな…でも怖いよ…」
ダーマ「…弱気になるな…お前は心も体も強いよ…俺が認めてやる」
貴「認めてくれるんだ(笑)」
ダーマ「やっと笑ったな…お前はずっと笑ってりゃいいんだよ…」
貴「ありがと!元気出てきたら眠たくなってきちゃった(笑)」
ダーマ「よし、寝るか!」
あたしはやっぱり蓮や、メンバーや歩美がいないとダメらしい。今までもこれからも支えてもらわなきゃね。
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あずき - 小説頑張ってください!応援しています! (2017年7月30日 3時) (レス) id: e892249082 (このIDを非表示/違反報告)
あずき - ダーマさん大好き! (2017年7月30日 3時) (レス) id: e892249082 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりんぱい | 作成日時:2017年4月25日 10時