Fischer'sには女の子がいます【ダーマ】 (ページ30)

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≫『馬鹿野郎』について2 ページ30

そう言ってあたしを殴り始めた。女1人に対して男4人で。袋叩きってやつだ。反撃するつもりは全くなかった。Fischer'sのイメージをこれ以上下げたくないのと、Fischer'sのこれからの進路のため。

貴「ふっ…ハハハハハ」

女「は？何こいつ。」

貴「バカバカしい。ほんとに。」

ヤンキー「やり返してくんのか？笑」

貴「誰がお前らバカにやり返するかよ
こっちには未来がある。Fischer'sにもメンバーにも。」

ヤンキー「何言ってんの？こいつやばいヤツ？」

貴「やばいのはどっちだろうね？」

ヤンキー「うるせぇ！」

そう言ってあたしを殴ろうとしたが痛みがない。あぁ、あたしは感覚まひしたんだと思い目を開けるとダーマがいた。そう。かばってくれたんだ。そして周りにはメンバーと歩美と学校の先生と警察がいた。
目の前にみんないて安心したのかあたしはそこで意識を手放した。

目を覚ますと病院にいた。体が痛い。でも、清々しい気持ちでいっぱいだった。いつもなら何も言い返さなかったと思うから。メンバーのことが大切だから無意識に言えたことだと思うんだ。

ダーマ「無茶しやがって…よく耐えたな」

そう言ってあたしを抱きしめるダーマ。

歩美「今度あいつらに会ったらシルクにボコボコにさせよう」

マサイ「それいいじゃん！」

ダイブー「シルクに勝てるのは兄クロードくらいだしな！」

と無理に明るく振舞ってくれる歩美、マサイ、ダイブー。

シルク「…俺らが来るの遅くて…悪かった…」

責任感じて泣きじゃくるシルク。

ザカオ「泣くなよシルク…これから俺らFischer's頑張っていかなきゃね！」

シルクを励ましながらとびきりの笑顔でいてくれるザカたん。

モトキ「派手にやられちゃったね…でもやり返さなくて偉かったね」

そう言って褒めてくれるいつもの穏やかなもっちゃん。

ンダホ「どこか痛いところない？」

ぺけたん「お水飲む？ジュースがいい？」

あたしの事をすごい心配して過保護になりそうなダホとぺけちゃん。

歩美とFischer'sがいないとあたしはダメみたいだ。

貴「みんなありがとう。これからもあいつらみたいにあたしらの事バカにしてくる奴らを見返せるように頑張ろうね！」

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貴「そんなこともあったね」

シルク「重い話になりましたがそーゆーことです」

貴「せーのっ」

全「「「アデュー！」」」