Fischer'sには女の子がいます【ダーマ】 (ページ14)

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ある日朝起きるとダーマに抱きしめられていた。おそらくリビングで寝落ちてダーマがベッドに寝かせてくれたのだろう。みんなの朝ごはんを作ろうと思ったんだけど…抱きしめられてるのが心地よすぎて抱きしめられたままで2度寝することにした。

ダーマ「…起きろよ」

貴「…ぅん…」

マサイ「どんだけ寝ればいいんだよ(笑)」

貴「あ、心地よすぎて2度寝しちゃってた…」

ダーマ「もう昼だぞ…」

マサイ「モトキとダホが飯作ってくれてるから早く降りておいで」

貴「他みんなはもう起きてんの？」

マサイ「もう昼だし、腹減ってみんな起きてるよ」

そう言うとマサイはリビングに降りていった。

ダーマ「…誰かと一緒に寝るって悪くねぇな……」

貴「え？」

ダーマ「なんだよ。」

貴「嫌がるかと思ってた」

ダーマ「んなわけねぇだろ」

貴「同じ部屋にしてよかったー」

ダーマ「うるせぇ…メシ行くぞ…早くしろよ…」

貴「……はーい…」

これが新しい生活か……
ダーマやメンバーがみんな一緒にいる。中高生の頃あたしの家でお泊まりしてたのを思い出す。これからもこんな馬鹿なことをずっとしていたい。そんなことをぼやっと考えてながら義足を抱きしめていた。

ダーマ「なにをぼやっとしてんだ飯行くぞ！」

ダーマにお姫様抱っこされてそのままリビングに連行された。

ンダホ「おはよ…って朝から見せつけてくれるじゃん」

ダーマ「うるせぇハゲ！」

貴「のんびりしてたら連行されちゃった」

モトキ「みんな座ってよーお昼ご飯たべよ！」

ぺけたん「お腹空いたー！」

ンダホ「トマトクリームパスタでーす！！」

貴「わ！美味しそう！早く食べよ！！」

シルク「そうするか！」

全「「いただきまーす！」」

マサイ「にしてもおあついねお前らは」

ザカオ「俺もかわい子ちゃんと付き合いてぇ！」

シルク「朝からごちそうさま」

ダーマ「もう昼だけどな」

ンダホ「微笑ましいねほんとに」

ぺけたん「てか、レイラの両親に挨拶とかいつ行くの？」

シルク「Fischer's全員でイギリス旅行も悪くねぇしな」

ダーマ「お前ら来る気でいるのかよ」

あたしの両親が結婚を反対することはないと思う。ダーマとは幼なじみだからパパもママも喜んでくれると思う。そんな訳の分からない自信があるの。ウェディングドレス着れるようにこっそりダイエットしなきゃなーなんて思っていた。