写真が4枚 ページ4
〜A said〜
本丸をさ迷っていると大広間みたいなところを見つけた。
？「入っても良いぞ」
誰かにそう言われた。
『失礼致します』
政府からはただ手入れの仕方と刀剣の顕現の仕方、刀剣の名前程度だった。
写真だと思って覚えれば写真記憶が可能である。
恐る恐る入った先にいたのは、息を呑むほど美しい三日月宗近がいた。
『わあ、美しいですね。写真撮ってもいいですか？』
や っ て し ま っ た
ほらほら何言ってんだこいつみたいな目で見られているよ。
三日月「ふざけているのか？やはり貴様も同じか。」
『ごめんなさい。私綺麗なものとかキラキラしたものに目がないんです。写真が。好きなんです、出すぎた事を言いました。』
三日月宗近さんの周りにはたくさんの刀剣男士さんが、いた。
『ご挨拶が遅れました。私、Aって言います。写真を撮ることが大好きです。先程の御無礼お許しください。』
そう言って座り、頭を下げた。
三日月「ほう。」
三日月宗近さんはそう言ってじいっとこちらを見つめる。
鶴丸「写真なんて意味の無い。さぞ驚きもない無意味な人生を歩んできたのだろうな。」
『っ、それは』
それは違う。お父さんが教えてくれた写真の楽しさ。
そこでレンズの中で会う人の心。自然の動き。気候の変化。
かつて、お客さんにもそう言って写真を見下した方がいた。
幼い私はすぐに怒鳴り散らそうとしたところをお父さんは止めた。
そして店を出ようとするお客さんに対してありがとうございました、とお礼を言ったのだ。なんと心の広い父だろうと思った。
今、鶴丸国永さんに言われたことは間違ってはいない。
私はただ静かに
『そうですね』
そういって微笑むしかなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沖田凛和 - えー、ｺﾞﾎﾝ,…ごこちゃんかわいいっ！続きが楽しみです！ (2017年12月26日 11時) (
レス) id: 7a604612c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコタルト(プロフ) - とっても面白かったです！応援してます(*’▽’)/ (2017年12月24日 12時) (レス) id: 410be00c65 (このIDを非表示/違反報告)
はなつき - 面白かったです。 続きも楽しみにしています。о・ω・о/ (2017年12月16日 13時) (レス) id: 6bea780ebf (このIDを非表示/違反報告)
フランドールスカーレット - 最高ですね。← 夢主ちゃんきゃわいい。最新ファイトでっす。 (2017年12月15日 19時) (レス) id: b4813fd3d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みた。 | 作成日時：2017年12月11日 22時
