任務74 ページ30
貴方サイド
それにしても麦わらの一味はどうしてここに？
皆んながどれいを買うとは思えないけど…。
何か理由があるのかな？
話しかけたいけど、他の人に海兵ってバレたら不味いしなぁ。
そんなことを考えている間に、オークションが始まった。
クレープ屋さんのお嬢さん、不安でいっぱいだろうな…絶対に助けるから待ってて…。
「そして……今回の大目玉！人魚のケイミー！！」
驚いた…。人魚が出品されているんだ。
人魚は海で1番の速さを誇るためなかなか捕まえられないって聞いたことがあったけど…。
「「ケイミー！」」
あの子…皆の知り合いみたい。
皆もここのルールで取り返そうとしてるのね。
でも、人魚は高額な値段で取引されるから…。
私は天竜人の方を見た。
「人魚だえ！六億ベリーで買うえ！」
はぁ…予想通りだ。
そんな大金誰も払えるわけないでしょ…。
会場が静まり返った。
その時だった。
「ああああああ！」
会場の天井が崩れトビウオが突っ込んできた。
そこにはなぜかルフィやゾロたちが乗っていた。
「なんだお前もっとうまく着陸しろよ！あっ！ケイミー！探したぞ！」
「ちょっと待て麦わら！何する気だよ！」
ナミたちといた魚人さんが必死にルフィを抑える。
「きゃあ、魚人よ！嫌だ、気持ち悪い！」
魚人さんに気がついた客が騒ぎ出す。
やっぱりこんなところに集まるような人間はまともじゃないわね……。
私はタコの魚人さんのことを悪く言った人を覇王色で気絶させた。
「…………お前か？」
さすが死の外科医、鋭い。
『さぁ…どうでしょう』
「取り押さえろ！麦わらの男を！」
裏から衛兵が次々出てくる。
会場は大騒ぎだ。
そして、その騒ぎに乗じて魚人さんが撃たれてしまった。
「当たったえ〜！魚人を仕留めたえ〜！」
「撃たれてよかったー！」
「病気でもうつされたら大変だもんな！」
本当に…この人たちっ！
私は拳を握りしめた。もう我慢できない。
私が立ち上がったその時だった。
ルフィがチャルロス聖を殴った。
「悪い、お前ら……こいつ殴ったら海軍の大将が軍艦引っ張ってくんだって……」
「…お前がぶっ飛ばしたせいで切り損ねた」
と言ったゾロは刀に手をかけていた。
ははっ………さすが麦わらの一味だ。
本当に好きだなぁ。
私は強く握りしめていた拳を緩めた。
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いろぺん(プロフ) - 名無しのモブさん» ご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2019年10月26日 16時) (
レス) id: 269c7cd496 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのモブ(プロフ) - 黄猿の一人称は“わっし”です (2019年10月26日 11時) (レス) id: 58863efb20 (このIDを非表示/違反報告)
いろぺん(プロフ) - 佰さん» ありがとうございます〜！！3の方あと少しで公開するのでもう少々お待ちください！ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 94d43d5850 (このIDを非表示/違反報告)
佰 - 凄い面白いです！主人公大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年7月9日 23時) (レス) id: 12eab0778e (このIDを非表示/違反報告)
いろぺん(プロフ) - タヌポンさん» あああぁぁありがとうございます！亀さん更新ですが頑張ります！(コメ嬉しい…) (2019年4月15日 20時) (レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月29日 13時
