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任務64 ページ20

貴方サイド


目が覚めたらクザンさんの部屋のベッドの上だった。



ん……?



クザンさんの部屋のベッドの上?



え?……なんで!?



昨日確かシャボンティに行って、夜ご飯食べて……あれ?



どうしたんだっけ?




クザンさんはどこだ…?




部屋を見渡してみると、クザンさんはソファーの上で寝ていた。




「Aちゃん、起きたか」




『おはよーございます……』




「おはよう、よく眠れたか?」




『はい、ぐっすり。あの、クザンさん…私、昨日の夜の記憶がほとんどないんですけど…』




「あー、酔っ払ってたからなぁ」



『ええ……?絶対迷惑かけましたよね…。すみません……』




「いや、別に。素直で可愛いかったよ」




『どういうことですか……』




「そのままの意味」




怖い、何したんだろ、私……。




「Aちゃんの部屋の鍵どこにあるのか分からなかったから、俺の部屋に運んだんだよ」




『あー、それなら胸のポケットに…ほら!…ていうか、すみません、クザンさんをソファで寝かせてしまって!』




「俺、どこでも寝れるから大丈夫」



そうかもしれないけど…。




「まァ、気にすんな。俺は普段見れないAちゃんが見れて楽しかったよ」




『ほんと恐ろしいほどに、なにも覚えていないんですよね…』




「………それが良いよ」



『何も失言してなかったですか?』



「失言ねぇ…、Aちゃん俺の話ばかりしてたよ」



『まじですか…恥ずかしい…』


一気に体温が上昇する。



普通に恥ずかしいこと言ってそう。



「なに顔真っ赤にして、Aちゃんが聞いたから答えたんじゃないの」



『忘れるか、誰にも言わずにクザンさんの中にしまっておいて下さいね』



「わかってるよ、言いたくもねェしな」



『はぁ…やっぱりお酒駄目ですね…』



「あァ、親しい奴の前だけにしておけよ」



『はい……。ところで、朝ごはん食堂に食べに行きますけどどうします?』



「俺はいいかな。なんか午後センゴクさんに呼ばれてるんからそれまで寝るわ。Aちゃんも今日はなんか一人で任務入ってたよな?」





『あ、はい。なんか最近暴れてる海賊団があるらしくて…』




「そうか、気をつけて行ってこいよ」




『はい、ではまた』




「おう。あ…そういえば昨日………いや…良いや。朝ごはん食べておいで」



……なんだろう?


『じゃあ、失礼します』

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いろぺん(プロフ) - 名無しのモブさん» ご指摘ありがとうございます!修正しました! (2019年10月26日 16時) (レス) id: 269c7cd496 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのモブ(プロフ) - 黄猿の一人称は“わっし”です (2019年10月26日 11時) (レス) id: 58863efb20 (このIDを非表示/違反報告)
いろぺん(プロフ) - 佰さん» ありがとうございます〜!!3の方あと少しで公開するのでもう少々お待ちください! (2019年7月14日 10時) (レス) id: 94d43d5850 (このIDを非表示/違反報告)
- 凄い面白いです!主人公大好きです!これからも更新頑張ってください! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 12eab0778e (このIDを非表示/違反報告)
いろぺん(プロフ) - タヌポンさん» あああぁぁありがとうございます!亀さん更新ですが頑張ります!(コメ嬉しい…) (2019年4月15日 20時) (レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いろぺん | 作成日時:2019年3月29日 13時

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