任務9 ページ10
貴方サイド
『それにしても、スモーカーたちがいてよかった。嵐で船も出向しそうにないし、どうやってグランドラインに戻るか考えてたんだよね』
「ったく……」
スモーカーはため息をついた。
『あ、海賊船！戦闘用意！』
私は海兵さんたちに指示をだした。
「おい、ここの指揮官は俺だぞ！」
と、スモーカーに怒鳴られる
『あ…そうだったね』
ついつい癖で…。
「休暇中なんですから、私たちに任せてお休みになってください」
『たしぎちゃん…』
相変わらず、優しい。
「休暇とか関係ねェ、働け」
『はぁ……！？もう……しょうがないなぁ』
スモーカーは相変わらず鬼だ。
＊＊＊
「行くぞ、グランドライン！！」
「うおおおおおお！」
おー、海賊さんたち盛り上がってる。
あと少しでグランドラインって所だしね。
そんな盛り上がっているところ本当に申し訳ないけど、捕まってもらう。
「テメェら全員武器を置け！」
スモーカーを先頭に私たちは船に乗り込んだ。
「誰だ！？」
船長らしき男が声を上げる。
「船長！あいつ……スモーカーです！白猟の…！」
「な、なんだとぉ！」
へぇ…スモーカー、有名人なんだね。
「ええい！撃てえええ！」
船長がそう指示を出すとと、一斉に銃口がこちらに向いた。
私は刀を抜いた…のにスモーカーは横でただ突っ立っているだけだった。
そうだった、この人も能力者だった。
それもロギアの……。
『良いなー、ロギアは…』
私は生身の人間なので、全て切らなければならなかった。
「あの女も化け物だ…！」
これぐらいで驚いているようじゃどっち道グランドラインでの航海は難しかったかもね。
はぁ…それにしても人数が多いな…。
こうなったら…。
『スモーカー…もう面倒くさいから、パパッと片付けていい？』
「A、ちょっと待て。…お前達！下がってろ！」
スモーカーが慌てて後ろの海兵たちに下がるように言った。
私は覇王色の覇気を使った。
バタン
そして、目の前にいた海賊は気絶した。
「離れてろって言ったんだがな…」
やっぱり、後ろにいた海兵も何人かは気絶しちゃったみたいだ。
『じゃあ、捕まえて〜！』
私は残った海兵に指示をだした。
「「は…はいっ！」」
「だから、ここの指揮官は俺だと言っているだろ！」
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いろぺん(プロフ) - 森羅万象さん» ありがとうございます！そう言ってくださって本当に嬉しいです〜！過去編もぜひ！((宣伝)) (2019年4月20日 22時) (
レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)
森羅万象 - めっちゃ面白いです!はまった。。 (2019年4月20日 16時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月10日 16時
