任務44 ページ47
貴方サイド
「これで案内できるところは一通り終わったな」
『パウリーさん、ありがとうございました！』
船を作っているところを見るのは初めてだったからとても面白かった。
「あと、別に“さん”いらねぇぞ。俺はお前のこと呼び捨てだし…」
『じゃあ……パウリーありがとう！』
「おう！」
パウリーがいい人でよかった、出会ったばかりだけど気が合いそう！
「…パウリーじゃないか！」
「アイスバーグさん！」
アイスバーグさん…という人のもとにパウリーが駆け寄る。
「そちらの女性は？」
と、秘書らしき人が言った。
何故かはわからないけど、直感的にこの女性とは気が合わなそうな気がする。
「こいつは海軍本部で中将をやっているA、いろいろあって案内してたんだ」
『Aです、はじめまして！』
「まだ若いのに海軍本部の中将だなんて、すごいな。俺はウォーター・セブンの市長、そしてここの社長だ」
『そうなんですか！？ここで作ってる船はどれもすごかったです！』
「ありがとう」
「社長、そろそろお時間です」
「ンマー！もうそんな時間か。A、またな」
『はい！』
きっと市長だからお忙しい方なんだろうなぁ…。
アイスバーグさんももっと話してみたくなるような人だったなぁ…。
『ねえ、アイスバーグさんと一緒にいた女性は秘書さん…？』
「ああ、カリファか、そうだが？それがどうかしたか？」
『ううん、なんでもない…』
気のせいかもしれないけど、何か嫌な感じがしたんだよなぁ…。
でも私の考えすぎかな？
「……どうする？今度は街中も案内しようか？」
『そうだなぁ、上司からも連絡こないし…。でも、仕事は？』
「それは、大丈夫だ！」
ほ、本当に？
案内されてて思ったけど、結構この会社では上の方の役職に就いているんじゃ…。
「クルッポー！パウリー！」
『鳩……？』
鳩がどこからか飛んできて男の人の肩に止まった。
「げっ……ルッチ…」
前にどこかで聞いたことがある気がする名前だ。
それに、この人もさっきの秘書と同じで私が嫌いなタイプの人な気がする…。
あまり関わりたくないな。
「パウリー、お前は仕事に戻れ」
と喋ったのはルッチさんではなく鳩。
こういう風にしか喋れないのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 824人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろぺん(プロフ) - 森羅万象さん» ありがとうございます！そう言ってくださって本当に嬉しいです〜！過去編もぜひ！((宣伝)) (2019年4月20日 22時) (
レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)
森羅万象 - めっちゃ面白いです!はまった。。 (2019年4月20日 16時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月10日 16時
