任務23 ページ24
貴方サイド
ほぼ無理やり王宮に連れてこられた。
そして、どうしてかはわからないが、国王様にまでお会いすることになってしまった。
「ビビ、そちらの女性は？」
国王様がビビ様に尋ねる。
「町でB・Wの残党を倒してくださったAさんよ。海軍本部中将で、ルフィさんの姉なの！」
「おお、君のことは知っているよ。そうか、ルフィ君の姉なのか！」
『はじめまして、コブラ王、以後お見知り置きを』
私はそう言ってその場でお辞儀をした。
「君はどうしてこの国に？」
『休暇中だったのですが、色々あって海軍の協力をしていました。手配した船が来るのを待っている間、復興のお手伝いをと思いまして…』
「何！？復興のお手伝いまでしていただいたのか！感謝するよ」
『いえ！当然のことをしたまでです。政府がクロコダイルの思惑にもっと早くに気づけていれば、こんなに被害は出なかったでしょうし…』
「それはそうかもしれないが………。だが、ありがとう」
コブラ王はその場で頭を下げた。
私はその姿に衝撃を受けた。
一国の王が頭を下げるなんて……。
王族の方々がこうだから、この国の人々もあんなに暖かいのだろう。
『やっぱり…ネフェルタリ家は他の王族と違いますね…』
私は誰にも聞こえないぐらい小さい声でそう言った。
「今なんと…？」
『いえ、何でもないんです。良い国ですね、アラバスタは』
なんでこんなに“差”が出たんだろうなぁ……。
コブラ王は依然不思議そうな顔をしていた。
ビビ様はというと、私の手を取って、
「Aさん、今日はここに泊まっていって！ね、良いわよね！」
と言って、目配せをしていた。
「ああ、そうだな。それがいい！ゆっくりしていくといい！」
コブラ王も深く頷いていた。
あ……これまた拒否権ないパターンだ……。
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いろぺん(プロフ) - 森羅万象さん» ありがとうございます！そう言ってくださって本当に嬉しいです〜！過去編もぜひ！((宣伝)) (2019年4月20日 22時) (
レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)
森羅万象 - めっちゃ面白いです!はまった。。 (2019年4月20日 16時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月10日 16時
