任務32 ページ33
貴方サイド
「じゃあ俺たちも自己紹介するか！俺はウソップ！俺には8000人の部下がいる！」
『ええ！？本当！』
「ばーか、嘘に決まってるだろ」
とすかさず緑さんが突っ込む。
嘘なの！？普通に信じちゃった…。
「メロリーン！この船のコックのサンジです。よかったらコーヒーをどうぞ」
私はサンジくんからコーヒーを受け取り、一口飲んだ。
『ん！美味しい〜！』
「おかわりもありますよ？」
『え、飲みたーい！』
「じゃあ、今入れてくるから待っててね〜！」
そう言ってスキップしながら船室に消えていった。
「次は私ね！航海士のナミ！よろしく！」
『あなたがナミね…！！』
ビビからナミが優秀な航海士だということは聞いていたから、ナミの両手を握った。
『もう、私…遭難して大変で大変で…』
「「遭難！？」」
『死ぬかもって思った時にこの船見つけて…』
「それは大変だったわね…、じゃあ次ゾロ！」
ゾロさんは私が驚かそうとした緑色の髪の人だった。
「ロロノア・ゾロだ。お前も剣士なのか？」
『そうだけど…』
「あとで手合わせしようぜ」
いや、船内だと危なくない…？
「じゃあ最後はロビンね！」
私が軽くゾロの言動に引いていると、ナミが黒髪の女性に自己紹介する様に促した。
『ロビン……？』
ってまさか…！
「あなた…海軍本部中将よね？」
ニコ・ロビンは私を睨みながらそう言った。
「「海軍本部中将〜！？」」
『あれ、最初に言わなかったっけ？私、海軍本部で中将をやってます！』
「中将ってお前…」
「そんなに偉くなったのか〜！」
「ルフィ！そうじゃないでしょ！海兵なのよ！？」
「でも悪い奴には見えないぞ……？」
首を傾げるチョッパー。
えっと…一概には言えないけれど普通、海軍がいい人かな？
『みんな落ち着いて。捕まえる気は無いよ。弟の夢の邪魔はしたくないからね』
「ほっ……そうだよな、騒いで悪かった」
「じゃあ気を取り直して…ロビン！自己紹介！」
「……ニコ・ロビン、考古学者よ」
ニコ・ロビンは私と目を合わせることもせずそう言った。
まさか、ルフィと一緒にいるとはね…。
あ私の上司がニコ・ロビンのことを追いかけてきたから、小さい頃からニコ・ロビンの報告はたくさん聞いてきた。
でも、私が想像していた人物像とは随分違う。
とても悪い人には見えない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 824人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろぺん(プロフ) - 森羅万象さん» ありがとうございます！そう言ってくださって本当に嬉しいです〜！過去編もぜひ！((宣伝)) (2019年4月20日 22時) (
レス) id: cdf9f329bf (このIDを非表示/違反報告)
森羅万象 - めっちゃ面白いです!はまった。。 (2019年4月20日 16時) (レス) id: 0aa74f57a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月10日 16時
