第19話 ページ45
貴方サイド
エース「A〜！げっ、じじい！」
エースが帰ってきた。
そしてガープさんを見て怯えていた。
こんなエースは初めてだ…。
ガープ「おお、エース！」
『お帰り！今日は何してきたの？』
エース「熊を倒した！だから今日は熊鍋だ！だから、早く帰るぞ！」
エースに手首を掴まれ、そのまま家の方に連れて行かれる。
ガープ「…エース、お前随分仲よさそうじゃのう」
エース「うっせえ、じじい！」
ガープ「言葉遣いが悪い！」
と言って、ガープさんはエースに拳骨をくらわせた。
エース「いってえええ！何すんだよ、じじい！」
エースは頭を抑えた。
『ガープさん、私暴力は嫌いです！』
ガープ「Aに言われると、なんだか気が重たくなる…。だが、これは強い海兵になるための特訓じゃ！」
エース「だーかーら！俺は海兵にはならねェ！海賊になるんだ！」
ガープ「まだそんなことを言っておるのか！」
あれ、なんか喧嘩が始まっちゃった。
そうか、ガープさんはエースを海兵にしたいんだ。
『も〜！喧嘩はやめてください！』
私の声は届かず、喧嘩は続いている。
『もう！』
私は近くの木を魚人空手で殴った。
その衝撃で二人は喧嘩をやめた。
特にガープさんは目を見開いて驚いていた。
ガープ「A、お前…魚人空手が使えるのか…」
『ガープさん、魚人空手を知ってるんですか？』
ガープ「ああ…これはたまげた…」
『ある魚人さんに教えてもらったんです』
ガープ「そうなのか…」
エース「A、怒ると怖いな」
『そ、そう？』
なんか引かれた……？
『と、とりあえずご飯食べようよ！ガープさんも食べますよね！』
ガープ「いや、ワシは任務があるんでな、今日はもう帰る」
『そうなんですか…残念です…』
ガープ「なーに、またすぐに来る！今日はAに会えてよかった」
ガープさんはしゃがんで、私と目線を合わせてそう言った。
『私もです！気をつけてくださいね〜！』
ガープさんが見えなくなるまで手を振った。
エース「はぁ……なんか疲れたな。とりあえず、ご飯食べようぜ」
『うん！』
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作者名：いろぺん | 作成日時：2019年3月10日 11時
