今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:107,702 hit
小|中|大
第10話 ページ12
貴方サイド
そして数日後、父の留守の間にタイガーさんは消えた。
帰ってきた父は「せっかく大金を払って買ったというのに…!」と、ここ数日怒りっぱなしだ。
そして、父は当初の予定通りどれいを買って帰ってきたが、私は‘’こうやって急にいなくなったら怖いから“という理由をつけて拒んだ。
父は渋々納得してくれた。
さらに私はタイガーさんとの再会に向けて、準備を始めることにした。
「家庭教師が欲しい?」
『はい、勉強したいのです』
「将来的にはこの家を継がなければいけないわけだしな。わかった、手配させるだえ」
天竜人は嫌いだけど、この力、利用させてもらう。
そして来たるべき日に向けて準備する。
今できるのは外で生きるための最低限の知識を蓄えることだ。
タイガーさんは絶対に来てくれる。
だからその日を信じて、私は頑張る。

148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いろぺん | 作成日時:2019年3月10日 11時