百個世行【切島鋭児郎】 (ページ10)

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卵が10個ページ10

次の日私が向かったのは、雄英高校ではなく警察署だった。

あ、勿論逮捕されたとかそんなんじゃないよ！

署に入ると犬づらの署長と、顔に特徴がない刑事が出てきた。

？「あなたがエルガストルムから配属された、吹灰雫さんだワン？私は、署長の面構犬嗣だワン！」

ワン………？

？「私は塚内直正、警部だ。」

『宜しく。吹灰雫です。難しい日本語まだわかりませんけど』

面構「立ち話はなんですからどうぞ中へ」

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『今回お伺いしたのは_____

オールマイトと生徒の護衛にあたり、必要な権限の確認と事件後の流れです』

『こちらから要請するのは記載のプリントをご覧ください』

塚内「本当に日本語が流暢だね」

『り、りーちょう？りちょう！？』

面構「流暢。スラスラ言えてすごいっていう褒め言葉だワン！」

『あはは、ありがとうございます。
まだまだですけどね

あと、事件後は…』

面構「現着した警官と協力して事情聴取や捜査をお願いしたいワン。
それからこれはこちらからのお願いで、強制ではないのだが…」

塚内「大きな事件が起きた場合、捜査会議を開く時にはぜひあなたにも来てほしい。学生だから学業に専念してほしいところなんだけどね」

『私は元々学生身分にはなれません。心配しなくていいです、行きます』

細かい内容も確かめつつチャチャ入れつつで何だかんだ、お昼すぎまで掛かってしまった。

今日はもう雄英に行くつもりは無い。それどころか数日行けないだろう。

その間しなければならないのは、

・各都道府県でリーダーシップをしているヒーロー事務所へ訪問。

・関西関東代表してる警察署への訪問。

・最近ヴィランが活発な都市への警察署・ヒーロー事務所への訪問。

・同じくヴィランの活動が激しい都市の裏通りや、怪しい店の訪問及び偵察。

もう、訪問訪問訪問！！！！！！って感じだ！
あー忙しい！！