百個世行【切島鋭児郎】 (ページ18)

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卵が18個ページ18

オ「君の個性がショック無効でなくショック吸収なら………限度があるんじゃないかああ？

100%を耐えるなら…」

(オールマイトが)血を吐きながら全力で

オ「ヒーローとは常にピンチを壊していくもの」

彼は殴り続けた脳無の身体を床へ叩きつけた。

オ「ヴィランよ、こんな言葉を…知ってるか？
Plus… Ultra…!」

最後のパンチに爆発みたいなものが起きて、USJの壁を突き抜けとうとう脳無を倒した。

峰「オールマイトだ… こんなすげぇ事できるの他にいねぇって！」

爆「なんて力…」

オ「全く……以前より衰えたよ、300発以上打ってしまったぜ」

？「全然衰えてないじゃないか。弱ってなんかない。アイツ……嘘を教えたのか！！！」

？「落ち着いて下さい死柄木弔。先生からお借りしている脳無はもう一体います。今度こそオールマイトに王手をかけられるはずです…」

弔「そうか…そうだな……さっきの脳無でバテている。ポイント稼いだな、黒霧」

そしてワープからまたさっきとは異なった色の脳無が這い出てきた。

『シガラキトムラに、クロギリに、ノームか… 敵連合って名乗っときながら自らの名前も漏らしちゃうとか相当甘ちゃんなわけ？』

鋭「バカッ…！！ヴィラン煽ってどうすんだよ！早く避難しねーと」

オ「切島少年の言う通り。でも大丈夫、あいつも倒すさ！任せて逃げなさい」

『そう、でもアンタもだよオールマイト。
退いてな健常者(ノーマル)ども』

弔「脳無、やれ」

『あ、そうだ！私ちょいと本気出すからさー、コレが終わった後誰か私を運んでくれない？』

吹灰さんがここでは明らかに場違いなあっけらかんとした声で尋ねた。

鋭「おう！任せとけ！！」

『流石ナイスだよ、男前鋭児郎！頼んだ』

焦「おい、マジでやるのか？」

爆「オールマイトが必死で倒した相手にアホ女のお前がどうやって勝つっつーんだ？あ？」

『Shut up.』《黙れ》

そう言い、吹灰さんは軍服っぽい上着を脱ぎ捨てた。僕は何故か慌てて目を隠す。

下には防弾チョッキみたいなのを着ていたみたいで、そこから出る白い腕には刺青のような模様が見えた。