ヒロアカの皆と､恋してみます??【短編集】

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【夢主side】



『…それじゃあ､また明日』



緑谷｢うん､バイバイ｣




…結局､曲がり角に着いちゃってそのままお別れ｡


自分の曖昧な気持ちが突っかかって､なんだか気持ち悪い｡


手を振る緑谷くんに手を振り返し､自分の家へと歩き出した｡









.









緑谷｢Aちゃん､ちょっと待って!!｣



後ろから声がして､緑谷くんは私の傍に駆け寄ってくる｡



『どうしたの??』




緑谷｢あ､あのさ…1回だけ目…瞑って貰えるかな…｣


『…うん??』


なんとなく…緑谷くんが今から何をしようとしているのかは分かった｡








多分､キスしようとしてるのかな…






指示通りに目を瞑って､緑谷くんを待つ｡




その間はずっと沈黙で､緑谷くん遅いな…と思っていたその時








.









.





ギュッと抱きしめられる感覚が分かった｡


でも､それはすぐに離されていきなり謝る緑谷くん｡




緑谷｢ご､ごめん!!その…ハグ…してみたいなぁなんて思って!!あ､いきなりごめんね!?嫌だった!?!?/////｣



『え､いやいや!!…全然!!』




一瞬にして離されたのは少し嫌だったけど…



そ､それに…キスって期待してしまった自分が恥ずかしい｡



なんて思ってると､緑谷くんが下を向きながらポツポツと呟く｡






緑谷｢さ､最初は…その…キ､キスしようかなって思ってて…/////｣



『…変なの ｸｽｯ』



緑谷｢へ､変ｯ!?!?/////｣





緑谷くんはオロオロしてて､また誤ってくる｡


なんか､私より女の子みたいだなぁ…(笑)





でも､私のために頑張ってくれたのなら尚更…









私も頑張らなくちゃ…








『緑谷くん､』



緑谷｢え､なっ何……｣







…ﾁｭｯ







緑谷｢…!?!?｣



『緑谷くん､頑張ってくれたから…私も頑張ってみたよ…/////』






ちゃんと緑谷くんの目を見て､頑張って言った｡

絶対､私の顔凄い真っ赤なんだろうな…




緑谷｢Aちゃん…それ反則…だから/////｣








そして､次は緑谷くんからキスをしてくれた｡







緑谷｢…頑張ってくれてありがとうのキスだから…////｣



『何それ､じゃあ私も…』









ｷﾞｭｰｯ…






『どういたしましての､ハグ…』




緑谷くん…いや､出久との初めてのキスは…なんだかホッコリしてて心がポカポカしたなぁ…｡





今度､デートに行く約束したから…その時も頑張っちゃおうかな!!







＊END＊

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