ヒロアカの皆と､恋してみます??【短編集】

天喰環×インターン×激甘 ページ18

○Sii 様 リク○


【夢主side】



ファット｢こら待てや兄ちゃん達!!｣




天喰｢ファット!!ここは二手に分かれて行動した方が…!!｣




ファット｢せやな!!サンイーターとAちゃん､レッドライオットと俺で別れるで!!｣




切島｢はい…!!｣







インターン活動の最中で､個性で街中を暴れているヴィランが出たと情報が来て､現在そのヴィランを追っている｡








天喰｢A､俺が前方を行くから後方お願い!!｣




『…うん!!』







ファットさんと切島くん､環くんと私の二手に分かれてヴィランを追いかける｡




でも､そのヴィランの個性がまだはっきり分かっていないからいろいろと警戒しなくちゃいけない｡





環くんと私は小学校からの幼馴染で､現在は恋人の関係を持っている｡




たまたまインターン先が一緒で､今は後輩の切島くんとも一緒に活動中だ｡




ヴィランが逃げてきたであろう道を走っていくが､一向に見つからない｡



もしかしたらファットさんと切島くんが先に捕まえたのかもしれない…けど､まだ連絡が来ないからどこかにいるはず｡








『屋根の上とか路地裏にでも隠れてるのかな…??』



天喰｢そうかもしれないけど､今は─｣








環くんが喋っていると､上から何かが落ちてきた｡



それは手榴弾にも見えたが､地面に着くと共にガスが勢いよく噴射された｡









天喰｢吸っちゃダメだ!!A!!｣




『…!!環くん!!』







その時､一瞬で目の前が暗くなって何かとぶつかる衝撃が体にきた｡






『痛っ…』







目を開けると､そこは薄暗くて狭い箱の中に環くんと私が2人閉じ込められていた｡




さっきの衝撃はこの箱の壁のせいだったのか｡




自分の個性を発動させるが､その箱の壁は壊れない｡





『ヴィランの個性かな…環くん大丈夫??』





かなり小さい箱の中に閉じ込められていたので､お互い態勢が楽ではない｡



私は床にうつ伏せになるような態勢だが､環くんはその上から床ドンする形の態勢になっている｡




1度環くんに声を掛けたが､環くんの反応がない｡




反応がないというより､環くんは苦しそうにしていた｡





『た､環くん…!?』




天喰｢A……ｯ…｣









でも､その環くんの顔は真っ赤に火照っていた。




『環くん大丈夫…!?もしかしてさっきのガス…!?』




天喰｢多分そうだと…思う…ｯ…









身体が…熱い…ｯ/////｣





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