メトロノーム￤second (ページ8) - 小説

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mt_55 ページ8

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んーなんかもやもやするな～

なんて思いながら部屋を出て飲み物を買いに行く、

ずっとミニ君のことを考えてしまって

なんとなく彼がいつも飲んでいるバナナミルクに

手を伸ばす。

ああ、バナナ、好きじゃないのにな。

それを口に含むと妙に甘いその風味がやっぱり無理だった。

「私、ちょっと寂しいのかも。」

なんて言葉に出してみて笑えてくる。

あんなに馬鹿にしてた彼のこと、今はこんなに考えてしまって。

好きって何なんだろう。

ミニ君は本当に私のことを好いてくれてるのかな？

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作者名：おかゆ_ | 作成日時：2019年12月19日 0時