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mt_61 ページ14

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彼が次の言葉を発する前に



彼の口に触れるだけのキスをした。





自分でもなんでこんなことができたのか、


一生わからないと思う。






「今まで待たせちゃってごめんね。大好き。」






そう言うと今までにないくらい笑顔で



強く、でもどこか優しく私を抱きしめてくれる彼は



もう出会ったときから




私の心を掴んでいたのかもしれない。









Fin .

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作品のジャンル：恋愛
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作者名：おかゆ_ | 作成日時：2019年12月19日 0時

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