あの、運命って信じます？【刀剣乱舞】 (ページ6)

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次の日、ただいま私達は本丸の庭を散歩中

「…ねぇ、薬研には誰にも言えない秘密ある？」

「…」

「心の奥底にしまって開かないように鍵を掛けていること」

「大将にはあんのか？」

「わからない」

「？」

「あるのかもしれないけど、自分では気が付かないこともあるでしょ？」

「そうだな」

そんな不思議な会話をしていると、大きな桜の木の前に着いた

「この桜から、不思議な力を感じるの

なにかはよくわからないけど、この本丸に来たときから

悪い感じじゃなくて、なんだか懐かしいような」

「俺もそう思ってたんだ

なんだか、なにかを忘れてるような」

「そういえばさ、なんで薬研は私の真名を知ってたの？」

私と薬研が初めてあったとき、彼は私の名を呼んだ

「それが、俺もよくわからんくてな。」

「そっか…」

そうして二人で大きな桜の木に触れた瞬間

「「！？」」

なにかに引きずり込まれるように意識を失った