7話 ページ9
流血注意!
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きっと、今がギリギリだ。
やるしかない。
「あ"あ"ぁ"ぁ"!!!」
能力の効果で力は倍増している。
逃げるには良い時だ。
ただ、死ぬかもしれない。
正気を保てないかもしれない。
最後のチャンスかもしれない。
手下「っ!?」
なら…全力で!!
縄が少しずつ千切れていく。
ブチッ
ブチブチッ
今だっ…!!!
全力で走る。
とにかく手下を撒かないと…!
出血が酷くてフラフラする。
"血が、飲みたい。"
"みんなみんな殺してしまいたい"
嫌な衝動にかられる。
でも、まだ…間に合う!
手下「ハハッ、残念だったな…!」
「っ…!?」
ドッ
「ぁ…なん、で…。」
嘘だ。
全力を出しても…手下から逃げ切れなかった…?
ナイフが抜かれ、血が傷口から溢れ出る。
気が遠くなっていく…
あぁ、駄目だ。
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作者の独り言
こういうシーン好きなんですよねー。
なので、すごーく書いてて楽しいです!w
スラスラ書けちゃうので一時的に更新速アップします!
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作者名:まっしゅるーむ x他1人 | 作成日時:2024年1月4日 0時