姉ちゃんの結婚により、義兄弟にセンラさんが出来ました【歌い手】

千羅くんとセンラくん、僕とクラア。つー！ ページ7

『え、えと、それはですねぇ…』


どうしよう。ここで歌い手のことバラしたほうがいいのか？でも、世の中には『歌ってみた』カテゴリを嫌う人もいるし…


千羅くんが嫌う人だったら千羅くんから敬遠されちゃう！


そんなの、嫌だなぁ…


ただでさえ友達少ないのに更に減るとか嫌だよ！


セ｢憐凛？｣


不思議そうな顔でこっちを見てくる千羅くんを見て、隠し通せないと僕はそう思った


『あのね、千羅くん。この話を聴いても嫌いにならないでね！絶対やからね！』


セ｢なりませんよ、嫌いになんて｣


『僕は、【クラア】って言う名前で歌ってみたカテゴリで、歌い手活動をしています！』

セ｢………えぇぇぇぇぇっ！？｣


ビックリした千羅くんの声が部屋に響いた


変に思われたかな…嫌われるかな…そんなことが頭を回る

けれど…


セ｢ほ、ほんまに、クラアさん！？｣


あれ？思ってたんと違う反応やな


『う、うん…』


セ｢う、嘘やん…でも声似てるし…｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


千羅くんどないしたんやろ…


セ｢あ、あの！クラアさん！ファンです！あと、俺は【センラ】って言う名前で活動してます！｣


『えぇぇぇぇぇっ！？千羅くんがセンラさん！？』


今日はビックリすることが沢山ありすぎてビックリです…

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