鏡花ちゃんのお姉ちゃんは暗殺教室で裏切られたそうです

私だけ蚊帳の外5 ページ13

学校に向かう電車の中で内容を詳しく聞いた


太宰さんは国語の先生として、敦くんは私と同じクラスメイトとして潜入するらしい


なっがい坂を登りおえ敦くん達に別れを告げる


『じゃぁ、私はこれで』


敦｢うん。また後でね、麗華ちゃん｣


太｢麗華、辛かったら直ぐに言うんだよ？いいかい？｣


『はい、太宰さん。敦くんまた後で』


そう言って2人は職員室に向かった


……嗚呼憂鬱


今日はなんのイタズラが仕掛けてあるんだろう


ｶﾞﾗｯ


ドアを開け教室に入る。周りを見ると私の机がない

あ、校庭にあった…



寺｢てめーの机はねぇんだよ！裏切り者が｣


いや、机見つけたから←


｢寺坂くぅーん、流石に麗華ちゃん可哀想だよぉ♥｣


莉｢愛華は優しいねぇ、裏切り者なのにさ｣


やいのやいのと騒ぎ立てる周りの生徒達


煩い…何も知らないのに、知ったような口聞いて


『はァ…こんな事しか出来ないの？』ﾎﾞｿｯ

そう言い、校庭にあった自分の机を運び戻す

寺｢あぁ？テメーの方が悪ぃんだろ！愛華切りつけやがってヨォ｣


ヒュッと寺坂の拳が飛んでくる


その時


ｶﾞﾗｯ


殺｢皆さん何しているんですか？席に着いて下さい、HRを初めます｣


助かった…そう思った


殺せんせーの話はどんどん進んでいく

早くこないかな〜


殺｢今日また転校生と新しい先生を紹介します｣


きたっ！ｶﾞﾗｯとドアを開けて入って来たのは椚ヶ丘中学校の制服をきた敦くんといつもの砂色の外套を羽織っていない太宰さんだった


敦くんは来る時は仕事着だったから制服姿は凄く新鮮で格好いい！


敦｢今日からE組で過ごします、中島 敦です！宜しくお願いしますっ！｣


と勢いよく頭を下げる。教卓にぶつけるよ、敦くん


ゴンッと鈍い音がした…あーあー、大丈夫かな？


皆はドンクサーと笑っているし


太｢私は太宰 治だ。国語を教えるから、宜しく頼むよ｣


微笑むと黄色い声が上がった…顔は良いからね顔は←


そして又、恒例の質問コーナーになった

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