耳が“無い”私に言ノ葉の歌を世界を【プロセカ】[神代類] (ページ15)

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11 電話が出来ないと不便だね、ページ15

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よし、まずは寧々ちゃんに聞いてみよう！

私はメールを打ち始める。

ﾋﾟﾛﾝｯ

A〔寧々ちゃん、夜にごめんね、〕

メールを送ってすぐに既読が付いた。

寧々〔どうしたの？〕

A〔実はお母さんが今日夜遅いらしくて、恥ずかしながら寧々ちゃん家でご飯食べさせて貰えないですかね？〕

寧々〔あー…ごめん、今さっき食べ終わっちゃって、〕

A〔うわぁ…マジかぁ、〕

寧々〔あまり無いってお母さんが、〕

A〔ん～どうしよ、〕

寧々〔皆に電話掛けようか？〕

A〔え？そんな！悪いよ！〕

寧々〔メールだと時間かかるし、返信にも時間かかるでしょ？〕

A〔わかった、ありがとう(*^^*)〕

寧々〔じゃあまたメールするから、〕

A「ありがとう！じゃ！」

そう打って私はスマホの画面を暗くする。

スマホを持ったまま、ベッドへダイブ。

なんでスマホ持ったままだって？

だってスマホ持ってないと通知来たか分からないんだよ！！

不便！私の体！

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

そう思っていると早速メールが来た。

寧々ちゃんからだ。

寧々〔一緒に食べれる人はいなかったけど、余りを渡せる人ならいた。〕

A〔ホント！？ありがとう寧々ちゃん！助かったよ！で、誰が渡せるって？〕

寧々〔類。今から取りに来てって、色々忙しいんだって、〕

A〔わかった！寧々ちゃん本当にありがとうね！〕

寧々〔褒めても何もないよ、じゃあね、〕

A〔わかってる！じゃ！〕

そう言って私はでる準備をした。