検索窓
今日:7 hit、昨日:14 hit、合計:138,651 hit

【3】 ページ38

〈和也side〉
看護師さんが部屋の電気を消してから
しばらくは眠れていたが、
苦しさがそう簡単には許してくれなかった

和「ヒュー、ヒュー」

今日はずっとヒューヒューいってるな…

先生が今までの入院の時以上に
部屋に来てくれるけど、
ずっと苦しい状態がしばらく続いていたからか、
喋る気力もなくただただ机に寄りかかっていた。

『どうかこのまま悪化せず、退院できますように…』

そんな願いも叶わず、咳がではじめた。

和「コホッ、コホッ…ヒュー、コホッコホッ」

すぐにナースコールを押して、助けを呼ぶ

コンコンコン…

ノックの後すぐに男性看護師が入ってきた。

看「二宮さん、大丈夫ですよ。
すぐに先生呼びますからね〜」

先生を待っている間にもどんどんと咳がでてくる…

和「コホッコホッ、ヒュー…ゴホッゴホッ」

看「苦しいですね、すぐ吸入始めますからね。」

先生が来てくれてからは、点滴で薬も入れてくれたけど
なかなか治らない咳。

先「二宮くん、きついね。
ちょっと喉を休ませる為にも管を入れようと思う。
いいかな?」

俺は早く楽にしてもらいたくて、
咳の合間に頷くことで精一杯だった。

先「わかった。早く楽になろうね…」

そういった先生は看護師さんに指示を出していたと思う。
話の内容全部はわからなかったけど、
他の看護師さん達も数人
機械や器具を持って入ってきた。

〈先生side〉
やっぱり発作が起きてしまった様子
看護師の連絡で病室へと急ぐ。

先「失礼しますよ〜
二宮くん。きついね、楽になるよう点滴するからね」

看護師が準備していた点滴をつなぐが、
しばらく経っても咳が止まる様子はない。

かなり体力も消耗してるから一旦休ませようか…

先「二宮くん、きついね。
ちょっと喉を休ませる為にも管を入れようと思う。
いいかな?」

なんとかうなずいたのを確認して、二宮くんを横に寝かせる。

喉に管を入れるんだから相当苦しくなる
そのため、事前に鎮静剤を投与していく。

鎮静剤が効くまでの間、大野さんへ連絡し二宮くんの喉へ管を通し、
呼吸器を装着してICUへとベッドを移動した

移動してしばらくすると、
大野さんたちが病院に到着したと連絡が入った。

一旦ICUを出て呼吸器の病棟の説明室へと向かう

二宮くん、これから大変だと思うけど頑張ろうな・・・

【4】→←【2】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
231人がお気に入り
設定タグ:嵐ニノ , 喘息 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

星*末ズ(プロフ) - kainさん» 1年間も待っていただき、ありがとうございます😭不定期も不定期野郎ですがこれからもよろしくお願いします! (2022年9月13日 14時) (レス) id: ee4b9f9185 (このIDを非表示/違反報告)
kain(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます (2022年9月12日 5時) (レス) @page44 id: 5fa1ab67c7 (このIDを非表示/違反報告)
星*末ズ(プロフ) - しほほんさん» 続きを楽しみに待っていてくださっているのになかなか更新できず申し訳ありません!頑張って更新したいと思います! (2021年9月20日 19時) (レス) id: ee4b9f9185 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 話が更新になってないです (2021年9月20日 15時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 更新お待ちしてます (2021年9月19日 13時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:星*末ズ | 作成日時:2016年8月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。