初めての吸引 ページ29
〈和也side〉
結局入院になってしまって、
目を開けたら前入院した部屋に来ていた
和「んんっ、コホッ」
翔「ん？あ、起きたね。」
和「ま、眩し…。ね…今、何時？」
翔「 今はねーお昼前の…11時だよ」
和「え…もう、そんな時間？」
ほかのみんなは仕事に行ってしまって
翔さんが1人残ってくれたらしい。
ナースコールを押すと、先生と看護師さんが来た
先「今回は結構きつかったね。今はどうかな？」
和「今は…全然、大丈夫です。」
先「念のため吸入しておこうか。」
和「はい…
あ…翔さん、お昼食べてきなよ」
翔「あ、そーだね。ダッシュで食べて来る」
看護師さんが既に吸入の準備を
してきていたみたいで、
すぐに自分のマスクに繋がれる。
そのまま看護師さんと先生は部屋を出て行き、
1人になる。
ただただ出てくる煙を吸ってボーッとする。
はぁー、入院長くなるのかな…
明日は仕事あるんだけどな…
なんてマイナスな事を考えてたら
翔さんが帰ってきた
翔「なーに考え事してんの？
あんまり考えすぎてストレス溜めると
また発作起きちゃうよ？」
和「無意識だよ、そんな顔してた？」
翔「うん。してた笑」
和「ゴホッ、ゴホッ。
ごめん、翔さんティッシュ取ってくれない？」
翔「あ、はいはい。どうぞ」
この吸入すると痰が凄い出てくるんだよね…
ティッシュじゃ追いつかないかも笑
とりあえず吸入が終わったから看護師さんを呼んで
片付けてもらう。
和「ゴホッ、ゴホッ。」
看「二宮さん、一回機械を使って
痰を取りませんか？
結構楽になると思います。」
和「機械？このうざったい痰が無くなるなら
よろしくお願いします。」
すぐに部屋を出てなにかを取りにいった看護師さん
あっという間に戻ってきて
部屋の壁に付いている機械にチューブのような
ものをつけて、俺の酸素マスクを外した
看「では二宮さん、吸引しますね。
口を開けてもらっていいですか。」
言われるがままに口を開けたけど、
かなり苦しい処置だとは知らず…
和「ゴホッゴホッ、ゴホッ！！」
目を瞑って、必死に耐えるが口を閉じてしまう
看「二宮さん、苦しいでしょうけど、
頑張って口を開けてください」
翔「ニノ、もう少しだから頑張ろ。」
いつもは優しい看護師さんだけど、
この時だけは本気で嫌いになりかけた。
それくらい苦しかった
だけど、絡んでいた痰がとれて
やる前に比べてかなり楽になっていた。
正直、もう二度とやりたくないな笑
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星*末ズ(プロフ) - kainさん» 1年間も待っていただき、ありがとうございます😭不定期も不定期野郎ですがこれからもよろしくお願いします！ (2022年9月13日 14時) (
レス) id: ee4b9f9185 (このIDを非表示/違反報告)
kain(プロフ) - 更新待ってました！ありがとうございます (2022年9月12日 5時) (レス) @page44 id: 5fa1ab67c7 (このIDを非表示/違反報告)
星*末ズ(プロフ) - しほほんさん» 続きを楽しみに待っていてくださっているのになかなか更新できず申し訳ありません！頑張って更新したいと思います！ (2021年9月20日 19時) (レス) id: ee4b9f9185 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 話が更新になってないです (2021年9月20日 15時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 更新お待ちしてます (2021年9月19日 13時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星*末ズ | 作成日時：2016年8月21日 20時
