増田 ページ46
手「みんな俺に、気遣ってさ…っ」
手「気遣ってくれて…それがまた…すげー悔しくて…っ」
増「うん…」
手「でも…まっすーがいま…動かなくなるかもねって言って…」
増「あ…ごめ、」
手「嬉しかった」
増「え？」
無神経だって言われるのかと思ってたら予想外の答え
手「頑張ろうなじゃなくて…一緒に頑張りたいって…嬉しかった…」
ここまでくるのに
頑張れ、頑張って
を何回も言われてきた。
頑張ってるのにこれ以上
なにを頑張ればいいのかわからなくなる。
手越はそう言いながら涙をぬぐった。
手「一緒に頑張りたいって…なんかすげー安心するわ。ありがとな」
増「うん…」
手「俺…まっすーと…みんなと頑張るわ」
立ち上がり俺に左手を差し出してきた。
増「？」
手「仲直りの握手！」
増「…ふふふ」
ギュッと握ると手越も精一杯の力で握り返してきた。
手「俺の左手になる時はよろしくな」
増「うん、まかせて」
戻ろうか！と肩を並べて歩き出した。
よかった…戻ってきてくれた…
どんな形であろうともう仲間を失うのは嫌だからね…
手「Aは大丈夫そう？」
増「うん。Aが手越は死んだ方がましとか思ってない！って俺に教えてくれたんだよ」
手「あっはは！そーだったんだ！……あーあの時かな」
増「多分その時です(笑)」
手「Aもイラついてたからなぁ。……もし…」
増「ん？」
手「もしものもしも…本当にこのままAの記憶が戻らなかったら…」
増「…うん…」
手「…ちょっと…さみしいな」
増「そうだな…」
手「…ごめんごめん！縁起でもねーな！(笑)よし！がんばろ！」
手越はスタジオの扉をあけた。
この先の起こる事は誰も想像していなかった。
いや…できるはずなかったんだ
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - なわちさん» コメントありがとうございます！ファンだなんて(｡-_-｡)ポッ。(笑)嬉しいです( ^ω^ )これからもよろしくお願いします(^^)！ (2014年9月12日 12時) (
レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 千里さん» コメントありがとうございます！！終盤頑張ります！ありがとうございます(｀_´)ゞ！ (2014年9月12日 12時) (レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
なわち(プロフ) - 面白い！頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))私はあなたのファンです(⌒▽⌒) (2014年9月12日 1時) (レス) id: 3cb9b28fc9 (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 頑張ってください！ (2014年9月12日 1時) (レス) id: 3cb9b28fc9 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 浅香さん» わーありがとう！！これって前につけても少し時間経つとまたつけれるようになるんだね(^^)！！ (2014年9月11日 0時) (レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しおり
| 作成日時：2014年8月5日 0時
