私 ページ31
カ「よーし、じゃあリラックスしてで大丈夫だから目線こっちねー」
ーパシャ
フラッシュが眩しくて少し目を細めた。
カ「Aちゃん大丈夫ー？」
「…はい」
けーちゃんとシゲは私の顔を覗き込むと頭をポンポンとしてくれた。
ーパシャ
つぎはこっちかな…
カ「おぉ、いいねー」
なんか自然と身体が動く…
カ「いいよー3人もっとよってねー」
後ろから私とシゲをいっぺんに抱きしめてくるけーちゃん。
「…っ」
小「あっ、ごめ、」
「…だ、いじょぶ」
けーちゃんの腕が回ってきた瞬間パッとフラッシュバックして身体が反応してしまった。
仕事…
仕事中だから…
落ち着かせようとすればする程
逆効果で呼吸が苦しくなる。
「…はぁ、」
カ「よーし、オッケー！一旦確認ー」
「「ありがとうございます」」
小「A」
「ん、大丈夫だから…っ」
スタッフさんにはこんなところ見せたくない…
私は心配している2人を避けて
スタジオから出た。
「はぁ、はぁっ」
誰もいない廊下でうずくまる。
だめだ…
呼吸が…っ
？「A。ほら、」
突然背中をさすられて袋を差し出された。
「…シゲ…」
加「無理すんなよ。キツイ時は仕事中だろーがなんだろーが言え」
「ごめ…っ」
加「いいから。ほら、ゆっくり吸ってはいて？」
シゲの撫でる手が安心感をよびすぐに呼吸も落ち着いた。
「私…こんなんじゃ…仕事もできないね…」
加「…」
「…戻ってきて…正解だったのかな…」
加「ふざけんな」
私が弱音をはくといつもよりももっと低い声でシゲに遮られた。
加「どれだけ今日みたいな日を俺たち、スタッフさんが楽しみにしてたとおもってんだよ」
「…」
加「たとえパニック起こしちゃうようなAでも、記憶が全くないAでも、Aには変わりねーんだよ」
「シゲ…」
加「Aっていう存在がこの世にいるだけで最高に俺たちは嬉しいんだよ！だから、そんなこと言うなよ…」
だんだんとうつむくシゲ。
ごめんね、シゲ…。
こんなにも想ってくれてるメンバーがいるのに私…
「ありがと…シゲ…」
手をギュッと握るとシゲは顔をあげてくれた。
そのまま、初めてメンバーを抱きしめようと腕を伸ばした
だけど…
ーキーーーンッ
「…っ」
記憶の中でなにかと重なり
とっさに手を離してしまった。
加「…A…」
。
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しおり(プロフ) - なわちさん» コメントありがとうございます！ファンだなんて(｡-_-｡)ポッ。(笑)嬉しいです( ^ω^ )これからもよろしくお願いします(^^)！ (2014年9月12日 12時) (
レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 千里さん» コメントありがとうございます！！終盤頑張ります！ありがとうございます(｀_´)ゞ！ (2014年9月12日 12時) (レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
なわち(プロフ) - 面白い！頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))私はあなたのファンです(⌒▽⌒) (2014年9月12日 1時) (レス) id: 3cb9b28fc9 (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 頑張ってください！ (2014年9月12日 1時) (レス) id: 3cb9b28fc9 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 浅香さん» わーありがとう！！これって前につけても少し時間経つとまたつけれるようになるんだね(^^)！！ (2014年9月11日 0時) (レス) id: f19556adac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり
| 作成日時：2014年8月5日 0時
