04-05 もどかしい ページ5
◆ 2010.12.14 / 11:40AM ◆
・・《HeeChul》・・
俺とﾄｩｷﾞは、打ち合わせをするために用意された会議室で後のﾒﾝﾊﾞｰが来るのを待っている。
ﾏﾈﾋｮﾝは俺の携帯を没収したままどっかに行った。
あの女に連絡すると思ってるんだろうが、勝手にはしねーよ。そんなんだったら社長に話したりしてないだろ。
もうこいつらを巻き込みたくないし、話もでかくしたくない。
しかし、自分でも社長にあんな事を言うとは思ってなかった。
俺さ、結構恥ずかしい話をくっそ真面目に語ったよな。
けど、よく突っ込まれなかったな。あんなもん好きな女がいるって言ってるようなもんだろ。
社長にああ話したが、俺があの女と話をすると言ったらAはどう思うだろうな。
信じろって言ったくせに、何だそれってなるんだろうか…。
鞄の中に本は入っている。
正直あいつのいる地球に今すぐ飛んで行きたくて・・・何だこれ。
「ﾋﾁｮﾙ〜、机が揺れるからその激しい貧乏揺すりやめてよ」
困ったような顔をし、机に置いてた紙を手に持つﾄｩｷﾞ。
「おい。貧乏揺すりが止まらないこの何とも言えない感じは何だ？」
苛々するようなﾑｽﾞﾑｽﾞするようなと説明すると、もどかしい感じかと、よく分からん返しをされた。
「もどかしい？何だそれ？」
「そうだなぁ。あ、じれったいって言ったら分かる？」
「おー。それなら分かるわ」
それだそれ。もどかしいってこの事か。
会いてーし、声聞きてーし、俺はどうしちまったんだろうなと思ってたら、
「犬っころちゃんに会いたくてもどかしい？」と、ﾄｩｷﾞが言って来た。
「は？」
「ﾘｮｳｸから聞いたよ？寝言で出るぐらい好きなんだねー」
ﾄｩｷﾞのﾆﾔﾆﾔ顔にさすがにｲﾗｯと来て殴り掛かろうとしたら、
「ﾋｮﾝ！やめてー！ﾄｩｷﾞﾋｮﾝじゃなくて僕のせいだから！」
ｳﾆｮｸが泣きそうな顔で俺を止めるために走って来た。
ﾄｩｷﾞがこれは冗談だと言うと、ｳﾆｮｸは呆気に取られた顔で涙を流す。
こいつも泣き虫だが良いやつだよな。
「お前も巻き込んで・・その、わ、悪かったな」
ｳﾆｮｸは驚いた顔をしたが、次には思いきり抱きついて来た。
「おまっ！うぜー！ぜってー鼻水つけんなよな！」
そう言いながらもｳﾆｮｸの頭を撫でてやっている。
こんな自分。違和は感じるが嫌いじゃない…な。
こんな気持ちになれるのも心が満たされているからか…。すげぇな。
でも今、ﾒﾁｬｸﾁｬもどかしいわ。
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ﾓｼﾞｮ(プロフ) - K-POPさん» ＞K-POPさん☆ こちらにもコメントを！ありがとうございます！あ、やっぱりお父さんに邪魔するなよと思いました？(笑) ねー！あと少しだったのに！黙って風呂に行っておくれ！(笑) (2013年4月10日 3時) (
レス) id: 50fa2c5794 (このIDを非表示/違反報告)
K-POP(プロフ) - お父さん(T_T)あと少しだったのにー(笑 (2013年4月5日 14時) (レス) id: 7b8ef4342b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞SuHyunさん☆ そうなんです、お父さんも出てきました！いっぱい出てくるかは分かりませんが、ちょこちょこ出る予定です・・。次の章でもよろしくお願いします★ (2012年7月24日 0時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ お父さん！邪魔しないでΣ(T□T) もうちょっとで・・・くそー！(笑) 次の章でもよろしくお願いします♪ (2012年7月24日 0時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - お！ お父さん登場！ 次章も気になります♪ (2012年7月22日 23時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月16日 22時
