04-04 ﾇﾅの存在感 ページ4
◆ 2010.12.14 / 11:35AM ◆
・・《RyeoWook》・・
事務所に着いて早々に、ﾇﾅはそのままSHINeeが待つ現場に向かった。
事務所の入り口まで歩いていると、鞄の中で携帯が鳴った。
取り出してみると、先程別れたばかりのﾇﾅからのﾒｰﾙだった。
内容は短く、“ﾘｮｳｸごめんね。また連絡する”ってたったこれだけ。
ごめんねって言うなら話し掛けてくれれば良いのに。
事務所に向かう車内で、ﾇﾅはﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝの言葉通り、まるで存在を消すように一言も話さなかった。
後ろから見ていたら誰もﾇﾅが運転してる事には気づかないくらいに。
だから僕もあえて話し掛けなかったんだけど、ますますﾇﾅには何かがあるのかなって思っちゃうよ。
携帯をしまおうとした時、突然ｶﾞｼｯと肩を組まれて、驚いて顔を見るとﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝだった。
「今日迎えに来てくれたのﾘｮｳｸと仲良いﾇﾅだったね」
うちのｲﾙｶだけは気づいていたようだ。
本当に目敏いな。正直呆れるくらい。
さっきまで俺のせいだとかって落ち込んでたんじゃなかったっけ？
「何であの人が迎えに来たの？」
「人手不足で借り出されたんだって！」
「ふーん」
納得しているのかそうじゃないのか分かんない反応をするﾋｮﾝの腕を退ける。
「ﾘｮｳｸってば冷たい・・」
「重かったの！」
「ごめん。なぁ、あの人やっぱり存在消してたよな？もしかしたら、あの人ﾘｮｳｸ以外の俺達のこと嫌いなのかも」
少し落ち込んだ顔をするﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝに、そんな事ないよと否定した。
「僕と普通に皆の話もするし、僕が話してる時も楽しそうだもん」
「んじゃ、何でいつも存在感消すわけ？」
「考え過ぎじゃない？もしかしたらﾋｮﾝがいる時だけあんな感じなのかもねー」
「それって俺だけ嫌われてるって事？！」
「別に嫌われてても良いでしょ。好きな人でもないんだから」
肩を竦めてみせると、ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝは眉を下げて泣きそうな顔になった。
「ダメ！可愛い人と美人な人には好かれたいと思うのが男心なんだよ！」
おバカさん・・その発言は自分を下げる事になるからやめなよ。
「はいはい、皆の彼氏らしい発言だねー」
僕が少し冷たくあしらうと、ﾋｮﾝはｳﾆｮｸ〜！とｳﾆｮｸﾋｮﾝに泣きついて行った。
んもー、ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝは。
今はそれどころじゃないでしょ。ﾋﾁｮﾙﾋｮﾝ達の事を考えてよ。
ﾇﾅが存在感を消してるかどうかは自分で聞くから。
変な事ばっか言って来ないでよね。
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ﾓｼﾞｮ(プロフ) - K-POPさん» ＞K-POPさん☆ こちらにもコメントを！ありがとうございます！あ、やっぱりお父さんに邪魔するなよと思いました？(笑) ねー！あと少しだったのに！黙って風呂に行っておくれ！(笑) (2013年4月10日 3時) (
レス) id: 50fa2c5794 (このIDを非表示/違反報告)
K-POP(プロフ) - お父さん(T_T)あと少しだったのにー(笑 (2013年4月5日 14時) (レス) id: 7b8ef4342b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞SuHyunさん☆ そうなんです、お父さんも出てきました！いっぱい出てくるかは分かりませんが、ちょこちょこ出る予定です・・。次の章でもよろしくお願いします★ (2012年7月24日 0時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ お父さん！邪魔しないでΣ(T□T) もうちょっとで・・・くそー！(笑) 次の章でもよろしくお願いします♪ (2012年7月24日 0時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - お！ お父さん登場！ 次章も気になります♪ (2012年7月22日 23時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月16日 22時
