七木<京本？七木>京本？七木≒京本？ ページ29
�眞�side
慎太郎「Aー」
『慎ちゃんどしたのー』
慎太郎「俺のこと好きー？」
『は？お前何言ってんの？』
人当たりのいい笑顔を浮かべるAは愛嬌のある方だと思う。でもそれは俺たちの前では例外なわけで。
どこにそのラインがあるのかは分からないが、一瞬にして笑顔から真顔になるその様子はその対象が自分じゃなくても軽く恐怖を覚える。コロコロと表情を操るあたり、まるで道化師のようだ。
大我「慎太郎ドMなの？」
北斗「自滅行為じゃん」
樹「お前はどんな言葉が返ってくると思って言ったんだよ」
慎太郎「なんだよお前ら！そんな言うことないだろ！」
そんなAにも慣れた俺たちは、今さらあいつがどんな辛辣なことを言おうが動じないでいられる自信がある。
多分事務所イチで。
ジェシー「A俺は？」
『んー？ご飯奢ってくれるから好きー』
ジェシー「HEッHE!!!慎太郎ドンマイ！」
樹「お前それ財布って言われてるようなもんだぞ？」
楽屋の中。長方形のテーブルに沿うように置かれた椅子でジェシーの隣に座っていたAはスマホをいじりながら、口にロールキャベツを頬張りながら堂々とジェシーを財布宣言した。
当のジェシーはさすがの鋼メンタルでそんなことは気にせず、Aの口から出た“好き”という言葉に喜ぶ。
�眞蓮屬�前マジ単純だな」
樹「てかA。お前そのロールキャベツどっから持ってきたの」
『北斗くんがくれた』
樹「お前も財布か...」
Aの対面に座っている北斗。その顔はまるで孫の食事を見守るおじいちゃんのそれだった。
そんな時、ロールキャベツを食べていたAの耳から一束の髪が流れるようにさらりと落ちた。両手の塞がっているAがどうしようかと硬直していると北斗がおもむろに立ち上がり、背後に回ったかと思うとどこからともなく取り出した髪ゴムでAの髪を掬うと手際よく結う。
なんだよお前、イケメンじゃねぇかよ。
『ありがとうございます北斗さん』
北斗「どういたしまして」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はたけ - 待ってました！😭これからもこの調子で更新してくれると幸いです💗 (10月9日 17時) (
レス) @page43 id: 8c0f2cdea1 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - mizuiroさん» えぇありがとうございます😭😭長期休暇いただいてました。今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 10時) (レス) id: 268531d015 (このIDを非表示/違反報告)
mizuiro(プロフ) - あけましておめでとうございます！更新待ってました...！ (2023年1月1日 23時) (レス) id: c168ba2284 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 未来さん» これからも楽しみにしてますね！一つ質問なのですが七木ちゃんメンバーで唯一北斗だけ君付けですがなんでですか？ストーリーとして読んでみたいです！🙏 (2022年4月20日 16時) (レス) id: 679a544487 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - おにぎりさん» えぇ！そんなに褒めていただいて嬉しい限りです！キュンキュン恋愛要素ゼロのギャグ小説でよければこれからもお願いします^ ^ (2022年4月17日 11時) (レス) id: 268531d015 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：未来 | 作成日時：2021年10月25日 22時
