プロデューサー……案外、いいものですね…！

86【番外編】ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ alchemist ページ42

Aside


『あ…ほんとにいる』


朔空「あれ？Aちゃんじゃんどうしたの？」


『ああっ…えっと、その……バレンタインなので…チョコレートを持ってきました…』


黒羽「お前の手作りか？」


『あ、はい！そ、そうです！』


朔空「へぇ〜チョコ作れるんだね」


『まぁ…一応…
えっと…麗さんのです…どうぞ…』


朔空「ありがとう♪
…ほんとは柚希ちゃんからしかもらうつもりなかったけど」


『あはは……すいません、私からで
えっと、野鶴さんのです』


黒羽「…食べ物を無駄にするのはもったいないからな。貰っておく」


『ありがとうございます…
バベルさんのです』


バベル「ちょこ……ありがとう」


『いえいえ、どういたしまして』


朔空「にしても、よくできてるね」


『本当ですか？』


朔空「本当にだよ」


『ありがとうございます、嬉しいです』


黒羽「ったく、チョコレートなんて貰って何が嬉しいんだか」


朔空「だったら僕が貰うよ。
Aちゃんの分も、柚希ちゃんの分も」


黒羽「誰もやるとは言ってないだろ！！
食費が浮くからな。もらっておくのだ」


『そんな理由…』


黒羽「何か言ったか？」


『いえ、別に』


バベル「ばべる…うれしい。ちょこ…」


『ああ、バベルさんは正直ですね！誰かさん違って…』


黒羽「おい、華月。何か言ったか？」


『なんにも言ってないですー』


朔空「まあまあ、今のは黒が悪いよ確実にね〜」


黒羽「はぁ！？なんでだよ！」


朔空「ごめんね〜こいつ馬鹿だからさ〜」


黒羽「お前に言われたくねぇよ！」


『…はぁ、そうですか。
まぁ、私はもう全員に私終えたので、これで失礼します』


朔空「あれ、もう戻るの？」


『はい…そのつもりですが？』


朔空「そっか〜。ううん、なんでもないよ。
引き止めてごめんね〜」


『いえ…大丈夫です』


朔空「バレンタインのお礼は、パフェでいいかな？」


『いいんですか！！』


朔空「いいよ〜特別っ♪」


『わあ〜ありがとうございます！楽しみです！』


黒羽「よくあんな高いもの、簡単に食うよな」


朔空「そうかな？」


バベル「ばべるは…あんぱん」


『相変わらずですね…
あ、時間そろそろ押してるので！また！』


朔空「じゃあね〜」


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
麗朔空なんか違う気がする

87話→←85【番外編】ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ POP'N STAR

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す