プロデューサー……案外、いいものですね…！

56話 ページ11

Aside

ArSのメンバーと別れ、次は音楽室へと向かう


『…？あ、いたいた』


「A！どうしたの？」


『心ちゃん、忙しい中ごめんね。
えっと、新しいプロデューサーの挨拶に…』


桃助「新しいプロデューサーさん？」


心「柚希から聞いてるわよ！」


真「何？女？」


『ううん、男の娘だよ』


真「ふーん。
興味無いな」


心「なによそれ！失礼すぎ！」


真「ホントのこと言っただけだろ」


心「レディに対して失礼よ」


真「は？男なんだろ？
別に女に優しくする必要ねぇだろ？
Aは別だけどな」


ルナ「…Aの…なんなんですか？」


真「彼氏だけど？
お前らも、Aに近づいたら許さねぇからな」


心「それはお断りよ！
心たちのプロデューサーの限りそういうわけにはいかないもの」


真「あ？なんだよてめえ」


『ちょ、やめて！！』


心「A…！」


『……心ちゃんに…いや、生徒手を出したら……私が許さない』


真「…はははっ、そっかそっか！そうだよね！
ごめんごめん！」


そういって、頭を搔きながら笑った


ルナ「…私からも言っておきます。
心と桃助を傷つけたら許しません」


真「お前らなんかに興味ねぇからそんなことしねぇよ。
A！次行こう？」


『…うん』


…あんな、状況だと、自己紹介はできないよな




手を振って三人とわかれた

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