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『………えっと、ココ、女の子の選手いたんですか?』
選手一覧見たけど、いたかな?もう覚えてない。だって、流石に多すぎるし…
「……は?」
『へ?』
潔「あ、Aさん。千切は男だよ。こう見えても」
男・・・・?
『す…………す、すいませんでした!!!』
バッと頭を下げる。
蜂楽くんが「おぉ〜綺麗な90度!」なんて笑ってる。
千切「別にいいよ、気にしなくて」
『………』
蜂楽「ねえねえ、千切も一緒食べよーよ」
千切「いや、いい」
そう言って1人で座って食べていた。
蜂楽「つれないなー」
『……あの人も、もしかして同じチーム?』
潔「そうだよ!アイツすげー足速いんだぜ」
へぇ………。
サッカーって、足速いとやっぱりいいよね。
から端まで何メートルあるんだろ?忘れちゃった。でも、私がそこを走ったりなんかしたらゼェハァ言いそう。
40分以上も走ってるなんて、サッカーする人は凄いなぁ…。
『いいなぁ……私、足遅いから羨ましいや』
潔「そうなの?」
蜂楽「因みに、どのくらい?」
『50m、12秒くらい』
潔/蜂楽「「それは………」」
わあ、凄い苦笑い。
『走ってても、歩いてるって勘違いされちゃうからね……。今後、お兄ちゃんに、こき使われるだろうから……体力つけないとなぁ……』
蜂楽「……ねぇ、Aちゃん!
何か困ったことあったら言ってよ!オレ、手伝うからさ!」
潔「うん、オレも手伝うよ。
何があったら言って!なんでも……はできないかもしれないけど、できることはやるからさ!」
『蜂楽くん…!潔くん…!ありがとう……!!』
めちゃくちゃ優しくていい人だな………2人に会えてよかった…。
初めて会って話したのが、潔くんで本当に良かった。もし、怖くてオラオラした人だったら、お兄ちゃんだけじゃなくてその人にも、こき使わられるところどった……。まぁ、そんな人いるのか知らないけどね
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オタなーん - 最新ありがとうございます!嬉しいです!話し面白かったです! (2022年9月24日 15時) (レス) @page7 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
オタなーん - 頑張ってください!この小説大好きです続き待ってます! (2022年9月18日 17時) (レス) @page5 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
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