6 ページ6
.
そろ〜っと食堂を除くと、何人か人がいた。
やっぱり、夜ご飯食べる時間帯だもんなぁ、そりゃ人いるよなあ……。誰いなさそうな夜中とかに来ればよかったな、と後悔した。
『…………うん、やっぱり後でいいや』
帰ろうと食堂に背を向けた時、目の前(実際には真後ろ？)に人がいた
『ヒｨエッ！？！？』
「覗き見か？」
『え、いや……その、えと……』
「あ？んだよハッキリ言えよ」
ひ、ヒィ……………怖い………
『……ご、ごめ……………ｻｲ………』
「………チッ、」
『あｯ………』
目の前にいた男の子は舌打ちをして、食堂の中へと行ってしまった。
…………怖かったぁ。いやまぁ、そりゃ、潔くんみたいに優しい子ばかりじゃないよね……………
「……あれ？Aさん？」
『！？』
「あ、やっぱりAさんだ！」
『い、潔くん……』
タイミングすご………。噂をすればなんとやらって、こういうことを言うのかな。
「……え、潔この子知り合い？」
潔くんの横にいたパッツン髪の……男の子？がこっちを向く
潔「え？あ、うん。今日、たまたま会ったんだ。」
そう言うと「へぇ…」としゃがみこんでる私の前に、目線を合わせるように座った。
「俺、蜂楽廻。キミは？」
『へっ？！あ、えと………そ、の……あの……えと………絵心、A…です………』
蜂楽「絵心？……もしかして、妹とか？」
はい……と応えると「ふーん…」と私を見る。
潔「お、おい蜂楽……Aさん、男が苦手みたいなんだよ」
『あ、えと、に、苦手とか、そんなんじゃ、ない……です……』
潔「……あ、免疫がないんだったけ？」
うん、とゆっくり頷くと「そうなんだ！」と何故か彼は微笑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オタなーん - 最新ありがとうございます！嬉しいです！話し面白かったです！ (2022年9月24日 15時) (
レス) @page7 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
オタなーん - 頑張ってください！この小説大好きです続き待ってます！ (2022年9月18日 17時) (レス) @page5 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
