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『………………ダメだ、全然終わらない』
ただま今の時刻、18:34
あれから＿＿＿＿潔くんと別れてから、広辞苑のように分厚い本をずっと読んでいたが、未だに1冊も読み切れていない。
半分くらいは読んだが……書いてあることが難しすぎて把握できていない。ていうか…
『お腹空いたなぁ…………』
もちろん、食料品なんて置いてる訳もなく……。
多分、外にも出られない。じゃなきゃ、着替えをもってこいなんてお兄ちゃんは言わないと思うし……。食べるものがないし……
『詰んだ…………………………ん？まてよ……』
そういえば帝襟さん……お腹がすいたら、食堂のキッチン使っても良いって言ってたっけ？
そう言うってことは、食料はあるってことだよね…？
『そうと決まれば…………っと、食堂どこだっけ？』
ここの建物の全体図が書いてある紙を取り出し、確認してみると案外近くにあった。
『……てか、ここにいる選手の人って全員男の子なのかな？』
女の子がいるなら……仲良くしたいけど、男の子だけだったら、私やってけない……いや、まぁ別にずっとここにいるわけでもない…し…………ん？待って？私って、いつまでここにいればいいの？あと一週間もすれば学校始まっちゃうけど………………
『あﾝのクソ兄貴…………ちゃんと説明してくれよ……』
ま、今グチグチ言ったところで解決しないから、明日聞こう。今は、お腹を満たさないとな。
とりあえず、スマホと財布を持ち部屋を出た。
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オタなーん - 最新ありがとうございます！嬉しいです！話し面白かったです！ (2022年9月24日 15時) (
レス) @page7 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
オタなーん - 頑張ってください！この小説大好きです続き待ってます！ (2022年9月18日 17時) (レス) @page5 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
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