3 ページ3
.
『……重っ、』
広辞苑みたな本が5冊くらいある上に、手荷物………本が積み重なって前な見えないし、腕が死にそう…………。
いや、マジでこれを今日中に？無理無理……1週間あっても無理だよ……下手したら1ヶ月あっても……
『てか、どこー！』
かすかに響く自分の声。マジで誰もいない。さっきのモニターにはたくさんの人がいたのに。あの人たちはどこに？もしかして全く別の場所なのかな？
……とにかく、なにがなんたか全然わかんない。
ここがなんの場所なのか、お兄ちゃんがなにをしているのか、わたしがなにをさせられるのか、、
『帰りたい、、』
そう呟いた時、視界が明るくなった。
「手伝いますよ。これ、どこに持っていけばいいですか？」
『！？！？！？』
「あ、驚かしてすいません。重たそうなもの持ってるなって思って……迷惑じゃなければですけど、お手伝いしますよ？」
『え、と……あ、あの…………』
お…………お…………
男の子だあああああああああああ！！！！！！
「あの〜……大丈夫ですか？」
『へ？！あ、そ、の、えと……………………ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞです……。
えと、あ、の……あ、ここ、にもっ、持っていきたいのですが……場所がわか、らなくて……』
「えっと…………ああ！ここなら、こっちですよ！」
そう言って前に進んでいく男の子。
え、あんな重いものをあんな軽々と……流石、男の子
後ろを着いて行くと、すぐ「ここですよ！」と微笑んでくれた。
『あ、ありがとう…ございます…………』
「いえいえ！えっと、中までお持ちしますか？」
『あ、えと、お願い、します…………』
急いで部屋の鍵を開ける…
と、中はかなり広くて綺麗な部屋が広がっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オタなーん - 最新ありがとうございます！嬉しいです！話し面白かったです！ (2022年9月24日 15時) (
レス) @page7 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
オタなーん - 頑張ってください！この小説大好きです続き待ってます！ (2022年9月18日 17時) (レス) @page5 id: e0d32b81e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
