悪魔に売られるなんて不幸すぎる

22魔 ページ23

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剣を下ろし、あたし達は両手を上げた。
こういうのって、魔界でもあるんだなぁ…なんて呑気なことを思っていたら


ｻﾌﾞﾉｯｸ「！」


金剪の長とその子供の鳥が頭を下げた。


入間「そ、そんなご丁寧に…」
『ご、ご丁寧に…』


ペコペコ頭を下げる入間に釣られて、あたしも頭を下げる


入間「いえいえ、こちらこそ！」


……入間、言ってるのことわかるの？
いやぁ、やっぱ凄いや。今日何回凄いって言ったことやら。



・



それから何故か、金剪の長はあたし達を乗せてゴールまで連れていってくれた。
あたしは何も出来てないのにな………それにしても



『………うぅ、』



ただいま、星座をしています。
首から「反省中」と看板みたいなのをかけています。
……視線が痛い。怖い。
近くに、ビリという看板も置けれている。
おまけに、クララ…ちゃんに石を投げられている(サブローくんが)


……見せしめらしいが、恥ずかしくて無理。こんなに視線浴びるのは無理。吐きそう……勘弁してくれ……



入間「…A、大丈夫？」
『……視線、無理、吐きそう……』


入間「えええっ、がっ、我慢！もう少しだけ我慢して！ねっ、」


うん…と頷く。


「おいそこのクズ共！さっさと並べ！」


位階、か……。
梟のポケットに手を入れるとバッジが入ってるんだよな？すごい機能だ。
……機能ではないか。


トップバッターは、アスモ君。


アスモくんがポケットに手を入れると金色に光るバッジが光った。


ｼｬｯｸｽ「すげぇー、ダレスだ」


ダレス……って、4だったけ？
1年生で4って、凄いのでは？


そのあとも、みんなが引いていく。
クララ…ちゃん、ギメルだ。凄い。


『…あ、サブローくんだ。一応、あたしたちと同様ビリ扱いだけど、どうなんだろ…』


ｻﾌﾞﾉｯｸ「………」



ｶﾞｰﾌﾟ「えぇ サブノックがベトでござるか？」


…ベトか。でも普通に良い方なのでは？


「おい、早く引け！」
『は、はい！！』


ｼｬｯｸｽ「お、Aちゃんだ。」


……ま、あたしは何にも出来てないからきっとアレフだろう。



てか、視線が痛い！！！！！！



ゆっくりフクロウのポケットに手を入れた

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