狗巻くんが大好きな女の子のお話

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教室内がシーンとなった時、ごじょせんが急に教室に入ってきた。



禪院｢なんで悟がここにいんだよ｣



五条｢君達に大事な話をするのを忘れててね。
……今日の午後、憂太が戻ってくるよ｣




『え、憂太が返ってくるのまだ先じゃなかったの？』




五条｢間違えてたみたい☆｣




てへ、と舌を出した。




禪院｢てへ、じゃねーよ！そういうのはもっと早く言え！｣



パンダ｢真希には、心の準備が必要だもんな｣
禪院｢あ？｣



パンダ｢おー、こわこわ。｣



五条｢ってことだから、よろしく〜。
僕は、可愛い1年生の所に行ってくるよ｣



禪院｢さっさと行け｣



酷いなぁ〜と笑いながら教室から出ていった。
……相変わらずな人だ。




にしても、憂太が返ってくるのかぁ。
……ちょっと気が楽かも。




きっと、真希もすこしは丸くなるだろう。




パンダ｢また、少しは賑やかになるなー｣



狗巻｢しゃけ｣



『…そうだね。会えるの楽しみ』



狗巻くん、嬉しそうだな。
ごじょせんが話してる時は、ジト目だったのに今は嬉しそう。
まぁ、憂太が来た時からずっと気にかけてたもんね。



パンダ｢こりゃ、今夜はパーティだな｣



禪院｢一人でやってろ｣



狗巻｢ツナツナ｣



『ドンマイ』



パンダ｢そんなぁ〜パンダくん泣いちゃう｣
禪院｢キモイ｣



あ、隅に行っちゃった。







……いつも通りに、できてるよね？
憂太と会った時も、ちゃんといつも通りでいなくちゃ。

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