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狗巻side
目の前に座ってる女性は、鶴窪さん…といい、僕より1つ年上の人だった。勉強も運動もできる人らしい。
お互いの両親は、初対面なのにもう話が合うようで今後のことを話し合っている。
…………このまま話が進んで、この人と結婚しないといけないのだろうか。
鶴窪「…あの、お父様お母様。それに、狗巻様のご両親も、お話中申し訳ございませんか少し、狗巻様と2人にさせていただけませんか?まだ、彼のことを知らないから」
そう言った彼女は、軽く微笑んだ。
「あら、そうね。わかったわ」
案外、簡単に出ていくものなんだな。
お互いの両親が、部屋を出ていった後、彼女はゆっくり頭を下げた。
鶴窪「あの、申し訳ございません……。とても、言い難いことなのですが」
狗巻「…?」
鶴窪「私、幼い頃から慕ってる男性がいまして…その方とは、結婚を約束していたのです。私は、その彼と以外は……結婚をする気はなくて」
声が少しずつ小さくなる。
狗巻「…………いくら」
鶴窪「え……貴方も、ですか?」
この人は、僕の言いたいことを直ぐに理解してくれた。
狗巻「…………こんぶ、明太子…すしご」
鶴窪「そうなのですね。
…でしたら、やることはひとつ、しかありませんね」
その場を立ち、頷く。
鶴窪「お母様とお父様を説得しましょう」
上手く行く気がしない。
……この人も、大切な相手が居る。
狗巻「しゃけ」
僕にも、大事で大切な相手がいるんだ。
鶴窪「行きましょう。
きっと、上手くいきます」
そう扉を開けようと、手を伸ばした時扉が開いた。
______________
星が赤色に……!!??
あっ、ありがとうございます!!!!
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ひぃしゃま - !?ホヘッ (2021年1月8日 13時) (レス) id: 683c3ade44 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - ひぃしゃまさん» ( 'ω')ヒェッ (2021年1月4日 16時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - 【きさと】fuyuneko18さん» いえ、こちらこそすいません;;ありがとうございます、頑張ります (2021年1月4日 16時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい林檎(プロフ) - しらたまさん» 嫌な予感は的中しましたでしょうか…() (2021年1月4日 16時) (レス) id: bbd08cc28f (このIDを非表示/違反報告)
ひぃしゃま - ほへっ(^.^)((( (2021年1月4日 12時) (レス) id: 683c3ade44 (このIDを非表示/違反報告)
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