『身長の話はタブーと言ったはずだ！』

5cm ページ7

及川side


A｢ん〜〜〜っうまっ｣


花巻｢……お前、今さっきカルボナーラ食ってたよな？｣



A｢うん！｣



松川｢……しかも大盛り｣



A｢うん！｣



『で、今も大盛りパフェ？』



A｢うん！｣



岩泉｢何処にそんな食い物入ってくんだよ……｣



A｢デザートは別腹です！｣



そう言ってドヤ顔してるけど……うん、ほんとにこの子よく食べるよね



大盛りのカルボナーラ頼んでる時ビックリしたのに、誰よりも早く食べ終わって、そしたらまさかの特大パフェ追加



……ていうか、やっぱり！この席順納得いかない！



なんで、Aはマッキーとマッツンの真ん中なの！？



なんで俺は岩ちゃんの隣なの！？嬉しいけど、Aちゃんの方が良かった！！


A｢及川〜、どうした？｣



『え、なっなんでもないよ！』



A｢……しょうがない。
ほら、及川1口あげる。｣



そういってスプーンを差し出す



及川｢え……？｣



A｢ほらほら、いいから！あーん｣



え？いやいやいやいや待って！！！！！！！



Aちゃん、それ間接キ…いや、Aちゃんだからそんなの気にしな…気づいてない！？



……で、でもこれは、でもチャンスだよね！



『ありがと〜！Aちゃん！じゃあ貰っちゃおうかな！あーんっ』



A｢どう？美味しい？｣



『うん！美味しいよ！』



マッキーとマッツンが睨んでる！！なんか岩ちゃんも不機嫌そう！？ま、いくらでも恨まれてもいいもんね！！



A｢抹茶もうまっ…｣



花巻｢俺、抹茶好きなんだぜ、これでも｣



A｢花ちゃんにはあげないよ｣



松川｢ﾌﾞｯﾌｗｗｗｗ｣



花巻｢なんでだよー｣



A｢私の分が減るから｣



花巻｢なんで及川はいいんだよー｣



A｢なんか悩んでる顔してたから』



花巻｢俺今すっげー悩んでる｣



A｢いっちゃんにでも話したら？｣



あ、マッキーが泣いた



岩ちゃんとマッツンめっちゃ笑ってんじゃん



ていうか！俺だけってめっちゃ嬉しい！！



だよね、Aが自分の分あげるなんて珍しいと思ったんだよね！



でも



だめだよ、Aちゃん。勘違いするから

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