『身長の話はタブーと言ったはずだ！』

47cm ページ49

花巻side


及川｢じゃあ、マッキーまた明日！｣



松下｢じゃ｣



岩泉｢遅れんなよー｣



『おーう！また明日なー』



及川達と別れて、家に向かう



ポケットからスマホを取り電話をかける



誰にかって？Aだよ



＞A｢もしもし…？｣



花巻『あ、A？』



＞｢うん…どうした？忘れ物？｣



花巻『いや、そうじゃない。
俺、今丁度及川達と別れて1人なんだよなー』



＞A｢あ、そうなんだ…早いね｣



花巻『…それでさー、寂しいから話し相手になってよ』



＞A｢……うん｣



まぁ……寂しいのはウソ



Aはいつも、遊んだ帰りとか後とか寂しくなることくらい知っている



どうせ寂しいだろ？とか言ったら、強がって寂しくないし！とか言うんだろし



＞A｢私も寂しい…｣



『そっか。なら丁度いいな』



＞A｢…そうだね。花ちゃん、ありがとう｣



『なんだよいきなり…』



＞A｢いや……うん、いつもかけてきてくれて｣



『俺が寂しいからかけてきてんの。
何？嬉しいの？』



＞A｢……うん、嬉しいよ｣



……なんだよコイツ、今日やけに素直だな



『そうかよ』



あ、そういえば……



『…なあ、A。ひとつ聞いていいか？』



＞A｢ん？何？｣



『……今日、松川に告白みたいなのされただろ。
あれについて……どう思った？実際のところ、Aはどう思ってんの？』




あぁ、これで、私も好きとか言われたらどうすんだよ…



応援？はっ、出来るわけねぇだろ……




＞A｢私は＿＿＿＿｣

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