『身長の話はタブーと言ったはずだ！』

30cm ページ32

Aside



『……お恥ずかしい所をお見せしてすいません』



花巻｢いや、大丈夫｣



……恥ずかしい。あんなことで泣いてしまうとは。



『この事は、皆には言わないでね。お願い』



花巻｢この事って泣いてたこと？｣



『……うん。恥ずかしいじゃん。
だって、私だよ？笑いものにされるじゃーん』



花巻｢誰もそんなことしねぇよ｣



『だといいんだけど……とりあえず！言わないでよ！』



花巻｢はぁ……わかった。誰にも言わ｢何を言わないのー？｣及川！？｣



『いっちゃんもはじめも……どうしたの？』



及川｢てかなんで、マッキーはAちゃんのこと抱きしめてんの！？｣



バッとお互いに離れる。……スッカリ忘れてた。



『なんでもないよ、ごめん』



松川｢さっきより目元赤くないですかー？Aｻﾝ｣



『……そうかな？さっきゴミ入って擦ってたからかも』



松川｢ふーん｣



とっさについた嘘。やっぱり、通用しないよね……



花巻｢お前らはなんでここに？｣



及川｢2人が遅いから迎えに来たんだよー｣



岩泉｢なにかあったんじゃないか！ってうるさくてよ｣


花巻｢あー、ごめんな。
Aがゴミ入ったー！見て！ってうるさくて見てあげてたらこんなことになった｣



おお…！花ちゃんナイス！



松川｢それでー？ゴミは取れたんですかー？｣



『うーん、多分？
そっそれより、ご飯食べよ？時間無くなっちゃう』



及川｢誰のせいだと……｣



『ごめんって。
ジュース奢るからさ、許して』



そう言ったら許してくれた。



自動販売機の前に居るしね。ちょうど良かった




事情も結局話せてないけど……別に言うまでのことじゃないし……うん。





あぁ、てか頬痛いな……

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