☆☆変わり者☆☆

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Aside


『いってぇ…』



赤葦｢だっ、大丈夫？ごめんね、強かった？｣




『……大丈夫だし。俺が下手なのが悪いんから謝るなよ』



赤葦｢ご、ごめん｣



いや、だから謝るなよ…



はぁ…にしても全くできない



バレーって腕痛い。パシンッって言ったよ。いやぁそりゃ痛い。



アニメや漫画みたいに上手くいかないもんかなぁ




……周りの人は結構順調そうだなぁ



『…練習しよっか』



赤葦｢うん｣



返せることは返せるけど、なかなかネットの反対側に返せない



ほんと運動神経悪いとこうだよな



はぁー……本番も成功できる気がしない。120%失敗しそう



まぁー、そうしたら連帯責任的な感じで、赤葦も不合格になるわけで



……絶対、女子達にお前のせいで〜って言われるんだろうな




でもさ、こればっかは仕方ないじゃん。結構ハードだよ。バレー部以外は結構難しいんじゃないの？



｢西谷さん！危ない！｣



は＿＿＿＿？



ﾊﾟｼﾝｯ




『……てぇ』




顔面レシーブかよ！！！漫画かよ！！！




赤葦｢西谷さん、大丈夫！？｣



わざわざ走って来なくても…



｢西谷…その、ごめん｣



このボールの犯人はお前か。

名前は覚えとらんけど



赤葦｢…渡辺、気をつけろよ｣


渡辺｢しょ、しょうがねぇだろ…狭いんだから…
それに、ボーッとしてて避けないこいつが悪い｣



…正論だ。確かにボーッとしてた



赤葦｢は？何急に開き直ってんだよ｣



渡辺｢本当のことだろ？｣



赤葦｢あぁ、そう。お前がそんな奴だったとはだとは思わなかったよ。


西谷さん、心配だから一応保健室行こう｣



『は、これくらい大丈夫だし』



赤葦｢ダメ。俺、バレー部だからわかるけど、早く冷やさないと悪化する｣



『…別にいいし』



赤葦｢ダメ｣



ほら、行くよって無理矢理つで掴まれた



『ちょ、何し｢先生、ちょっと西谷さんを保健室に連れて行きますね｣は！？』



先生｢わかったわ。よろしくね〜｣



あぁ、もう…

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